にゃー🐈 ニャロです。
映画『スラムダンク』、面白かったわ。
辻堂海浜公園前の団地とかビーチが何回か出てきて。リアルだったわ。
しかしまぁ、スラムなダンクの登場キャラ達はフィジカルゴリラばっかり。原始時代だったら最強のハンターになれるわ。
そうじゃない「普通」庶民は、自由主義経済のジャングルでサバイバルするにはお勉強するしかないって、当たり前よね。
子供の頃さぁ、「勉強しろ、勉強しろ」って、ゴミに群がるカラスの鳴き声みたくカーカー言われて「ウッサいなぁ、イヤだなぁ」って思わなかった?
京大生とか、思わなかったんだろけど、世間一般的には「ウッサい」わよね。当たり前じゃんね。
そこから四十数年間、人類社会で生き延びてきて、なんとなく見えちゃった人類社会の仕組み。猿山との違いは、「腕力勝負」か「知識勝負」かってだけ。単純じゃんね。
お米や野菜作ったり、お魚獲ったり、それを家族だけで食べて生活したり、ご近所さんったちと物々交換して生活するだけじゃスマホ買えないし京都で鰻丼食べれないじゃん。だから、人類共通の通貨「法定通貨(≒現金)」とお米や野菜や魚を交換するじゃんね。その交換レートがまさに「市場経済」なのよね。
サラリーマンも、交通整理のおっちゃんも、自分の時間と現金を交換してるから「市場経済」の参加者だし、親から10億円の遺産相続して働いてないオッサンも、現金を消費してるんだから「市場経済」の参加者。多分正しいっしょ。
で、哀しいけどイヤらしいのはここから。
全てではないけど、令和四年の世間に流布する「こうしたら吉、得」って情報の大半が「騙されるほうが悪い、タダでまともな情報が得られるって甘いじゃーん」って感じ⬆
「すべし」って、なんの義務も責任もないタコが、よくゆうなーって思わん?
まあ自由だけど。
世の中で目にする「お得」って、それを買ったり契約してほしい人類にとって「お得」ってだけで、なんら保証はないじゃん。イヤ~ねー。
ホント、「今買うべき銘柄」「絶対稼げる方程式」「サラリーマン大家さんで安泰老後」とか、恐縮だけどバカを騙さんとす罠だらけの令和四年。イヤだわ。
誰でも分かる真実。「北斗の拳」の世界は腕力が全て。21世紀の世界は、腕力に置き換わって「経済力」「知識」が物を言う世界じゃんね。リアルに。
住宅ローン金利がどうとか、所詮は同じ人類が考えて金利を設定してんだから、知識を詰め込んだ自分の脳みそで真剣に考えれば「こうなればこうなる」「国が損する政策なんてありえないんだから」ってそこそこは分かるし、過去の政策金利に関する歴史とか、政策金利を上げることによる国の立場での損得や政治家にとっての損得を考えれば、選挙に勝って支持率維持向上しか興味がない政治家や上司に評価されることしか興味がない役人の決断なんて、「想定内」に決まってんじゃんね。
だからさ、「今が買い時」「フラット35にすべし」「円安はもう終わり、これから円高が加速する」とか、ネットニュースや経済雑誌は無責任適当記事だらけだけど、リアルな事実を自分で拾い上げて脳みそ使えば、色々と「当たり前」な未来が自力で予測できると思うんだけど。
例えば⬇
今年、2022年度の日本国の税収、68兆円だって。へー。
で、⬇
大体の国民が払ってる年金とか健康保険料とか合わせて74兆円なんだけど、実際に使われてる年金(爺婆への支払い)は59兆円、医療保険は41兆円、介護や子育て関連で31兆円。トータル131兆円もぶっ飛んでるわけ。それに対して国民が納めてる(サラリーマンは源泉徴収されてる)社会保険料はたった74兆円。あらら、ホンの52兆円足りないけど、「公費」なる魔法の技で穴埋めしてるって、知ってるわよね。
たった68兆円しかない税収なのに、社会保険料の不足分52兆円の穴埋めに回したら残りは16兆円。そして2022年度の日本の国家予算は110兆円。全然足りないじゃんね。
足りない分は魔法の借金ツール「赤字国債」。ヤバいと思うのも、思わないのも自由だけど、僕が金融資産の80%以上を日本円以外で保有してんのは、一つはこうゆう「リアル」が理由なの。普通でしょ?
税引き後手取り40万円/月のサラリーマンが、毎月275万円使ってるのって、ヤバいわよね。破産確実じゃんね。そんな状況の日本政府の発行する法定通貨「日本円」。
その日本円ベースのサラリーマンお給料の賃上げが年5%、しかもストライキもせず企業側のほぼいいなり。
ま、例えばそんなわけで、
日本国民有権者が投票で選んだ政治家が税金の使い途や国家予算と借金(赤字国債)の決定をしてんだから、日本円が激安スーパーインフレになっても、日本国が破産宣告することになっても、民主主義の結果だからしょうがないじゃんね。
ただ、無農薬不耕起栽培の農家さんとか、破産しない国の通貨で資産保有してる投資家とか、日本国が破産しても比較的困らないってパターンもあるかも。
お勉強するのもしないのも人生、好きに自由に生きればいいんじゃない?
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