にゃー🐈️ ニャロです。
11:00アポイントだった『ドメーヌ モン』を12:20過ぎに後にして、
本日2軒目のアポイントは13:00『山田堂』。そして、既に12:30。
猛烈営業マンばりのアポイントだから、お昼ごはんも猛烈営業マン的に攻めるわけ。
なんてったって、北海道全土には北鎌倉の殿様も愛するローカル コンビニ『セイコーマート』があるんだから、レンタカー車内でランチじゃんね。
北海道ではダントツの店舗数、『セブンイレブン』『ファミリーマート』『ローソン』なんか相手にならない草の根大量出店してんの。車で走ってると、寂れたどの町にも一店舗はあるもんね。
「ホットシェフ」って書いてあるお店は、店内調理でおにぎりやお弁当作ってんだって。
なんでかって、「離島や地方において荒天時などにより配送が途絶えた場合に備え米と冷凍の具材を用いての店内調理で食品の販売継続を可能とすべく本サービスが開発された」だって。なんか涙出そうじゃない? そりゃ道民に熱烈支持されるわよね。
しかも、おにぎりとか美味しいしね。
ヤバいわよね。『セイコーマート』の記事じゃないのに、セイコーマート愛が…
13:00に訪問したのは、山田さんのワイナリー『山田堂』。キャッチー過ぎるお名前で飲み口も「スッキリ爽やか」な「くまコーラ」で僕は知ってたんだけど、余市に畑と醸造所を持ってるんだって。
35才の山田さんに、余市中心部から3kmに位置する、自宅と隣接してる畑と醸造所を案内してもらっちゃったかんね。
山田さんの説明は↓
ミュラートゥルガウって葡萄品種は、病気に弱くベト病になりやすい。本州では薬漬けじゃないとできないが、北海道の余市でならボルドー液だけでチャレンジできると思う。当初は無農薬にチャレンジしたが、ベト病が厳しくて断念した。
斜面に対して畝(列)を横向きに配置してるのは、葡萄の樹の根っこが下に向けて生えやすくするため根切りを効果的に行えるから。
小規模ネゴシアンワイナリーを目指していて、価格をおさえた高品質なワインを作りたい。スクリューキャップを使用していく。
ナイアガラの棚田は、以前から栽培していた古木で、特に世話をしなくても実をつける。
今年もナイアガラを仕込むけど「くまコーラ」は一年契約なので自分だけの醸造・キュベでリリースする。(「くまコーラ」でコラボした)ジャンさんはプレスだけ、他は自分が分担したが、船頭二人でワイン醸造するのは難しかった。
今年はヴェレゾンが遅い
ピノ・ノワール、ツヴァイゲルトなど黒系葡萄も一部栽培しているが、あまり畑に合っていない。
畑が西向きなので、西日で日照時間は足りるけど白系が合う畑だと思う
ミュラートゥルガウは全房発酵することで 個性を出したい
今35才、20年後に息子に畑を譲れたらいいなぁ、と思って畑作りをしている。
(ミュラートゥルガウに拘る理由は)ゲヴェルツトラミネール、ケルナーは目指す味わいよりも「ケバい」と思う。もっと水っぽい味わいが好きなのでミュラートゥルガウが良いと思っている。
〈感想〉
「くまコーラ」さんでしか知らなかった『山田堂』さんだけど、ミュラートゥルガウって葡萄品種への拘りが熱くてめっちゃ楽しみじゃんね。
まだ若い樹が多い畑が年々成熟していくのを毎年のミュラートゥルガウのワインを通して感じていきたいなぁ、って思ったもんね。
さ、次は15:00の『じきの畑』。少し時間があるから、パフェでも食べようかしら…
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