にゃー🐈️ ニャロです。
さぁさぁ、お皿をキュキュっと拭きあげて、
向かうは横須賀 うみかぜ公園。狙うはもちろん、指五本サイズのシードラゴン級。
バッチリ事前の作戦会議は出席者一名(自分)でしっかり議論されて、結論までまとめてあるから、あとはJUST DO IT! なわけ。
北鎌倉から逗子葉山駅前を経由して、走行距離90000キロ近いトヨタのAQUAは軽快に横須賀タウンを疾走。ママチャリ号とは馬力が桁違いのモンスターマシンだわ。
後部座席でPEラインにフロロカーボン1.5mを結束してたら、「PEライン買わなきゃ」ってことになって、横須賀の『上州屋』に立ち寄ったんだけど、
水曜日の夕方だってのに、凄い活気。マイカー釣り師よりもチャリンコフィッシャーマンの軍団がどんどこお店に来るの。こんな活気のある『上州屋』は初めて見たわ。
そこからクルマで数分、横須賀うみかぜ公園駐車場はそこそこ空いてて。そりゃそうよね、お盆休みはもう一部の業界以外は終了だし。
ひゃー、結構な長さの釣り可能エリアは、びっしり釣り師で隙間無し。子供が多いじゃんね、チャリンコで来てる地元の夏休み学生たち。そりゃね、図書館で宿題とか受験勉強なんてやってたら地下労働直行確定な大人なっちゃうから、しっかり自給自足カロリー確保の練習したほうが自分のためよね…
なんせ涼しいのよ。いい感じで曇り空だし、気温26度で風速数メートル↓なんて、快適過ぎる贅沢コンディションじゃんね。
中潮で満潮20:10って上げ潮からなのもナイスじゃんね。そりゃ、ヤングたちも釣りに来るわね
結構、置き竿してあって、浮き釣りかテンヤ、とにかく99.3%の釣竿は「対タチウオ迎撃兵器」を装備してるわけ。うーん、場所無いじゃん的
事前調査の通り、目の前には猿島。めっちゃナイスなロケーションじゃんね! 海の色も相模湾とは異なる深い青色じゃんね。
駐車場からテクテク、横浜方面に歩き歩いた端っこに空きスペース発見!
いいじゃんね。一見、左にある堤防で潮通りが悪く見えるけど、右側(久里浜側)から左に風も潮も流れてて、悪くないっぽいじゃんね。
まだ17:30、空は明るいし、まだローカル釣り師たちはタチウオ釣り開始してないの。暗くなんの待ってる感じ。フムフム…
そういやさ、昔 金沢八景から乗り合い船で鯵釣りに行ったとき、猿島あたりでやったわよね… 僕の大好物(釣るのも食べるのも)の真鯵さんがいるんじゃないかしら?
何はともあれ、江ノ島 裏磯から来たアウェイな僕としては、どんな小魚がいるのか、江ノ島 裏磯名物「ジグサビキ」で調査しないと。セッセセッセ…
ピョイっと第一投。む、むむ、むむむ!
普通の公園の護岸だってのに、10m先の水深は6mくらいあるじゃん。スッゲー! 江ノ島 裏磯とあまり変わんない深さが、『餃子の王将』の真裏の護岸… ここ、凄い釣り場じゃん!
数投して、当たり無し。ふーん、でも海面はザワザワしてて、小魚がピチャピチャと、たまに補食魚っぽい飛沫も。数センチの小イカも見えたり、ポテンシャル強烈なオカッパリ釣り場だわ。ウッヒョー!
「クン、クンクン…」、お、なんだろ、イワシじゃない当たり。小鯖かな、小アジかな…
小アジだー? 10cmくらいの真鯵が数匹。いいじゃん、こんなサイズがいるなら、イナダも来るしアオリイカも来るし、当然タチウオも… ウッヒョ。
小アジ、当たりは続くんだけど、口が弱いからバレやすいのよね。あー楽しい… って、おいおい「グン、グイギィィーーーー」
なんか、小アジっぽいのがヒットした後で、なんかトルクの強いデカイのに喰われたっぽいわ。「ジグサビキ」釣法の秘技「釣れた小魚をゆっくり巻いて活き餌ルアー釣り」なわけ。贅沢な釣りだわ。
って、それはいいんだけど、細いサビキの1.5号ナイロンハリスが切れないようにユルユルに調整しておいたとは言っても、糸が「ジィーーーーーーー」「ジーーーーーィーーーーーィーーーーーーー」って、全く止まらないし一直線に沖に向かってんの。こりゃ、シーバスとかタチウオじゃなくって、青物。イナダとワラサの中間サイズ(イナワラ)以上、もしくは45cm超えのカンパチジュニアっぽいわね。どうしよ、少しブレーキかけてもまったく止まんない。「ジーーーーーィィ」…20秒弱、30m以上ラインを持っていかれたところで少しテンションをかけてみたら「フッ…」。あーあーあー、残念。
サビキのハリスは切れてなかったから、小アジをパックン呑み込んだ青物にはフッキングしてなかったのね。それはしょうがないわ。
しかし、ポテンシャルが半端無い釣り場じゃんね。もう超ご機嫌だわ。
お、今度は小アジじゃない、トルク強めの、鯖か鯵のそこそこのサイズね。竿がしなるじゃんね。ウッヒョ。
… おお、ナイスな真鯵23cm、金色だし、体高もあるし。うーん、こりゃ数匹釣りたいじゃん!
さあさあ、この真鯵の家族まるごと網で… って超本気モードだったんだけど、残念このナイスサイズな真鯵は一匹だけ。左にある堤防の近くにキャストしてフォールさせてら喰ってきたんだけどね。
暗くなってきたから、ジグサビキのジグを蛍光ジグに変更。タチウオ釣り師たちも「電気浮き」や「テンヤ+餌」を投げ始めたし、まだほんのり明るさが残ってるからジグは棚探れて有利かな、って思って。
僕は見えなかったけど、ちょっと右のほうで「テンヤ+餌」でタチウオが一本上がったって。むむ、それはタチウオ祭り開始の予感?
… なんか、北鎌倉のドルチェ番長が… まだ暗くなる前から、ドでかい「ケミホタル」+「テンヤ+イカナゴぐるぐる巻き」を15mくらい投げてはゆっくり巻き巻きしてたんだけど… おお、一人で取り込み成功じゃん。うはー…
やるなぁ、ドルチェ番長。指3.5本くらい、いいなぁ、やるなぁ…
もうダメ。「ジグサビキ」はおしまい。タチウオ用蛍光DAISOジグに「ケミホタル」埋め込んだルアーに切り替えて、投げるべし!
…
…
…
なんか、どんな巻き方しても、うんともスンとも言わないし、周りの大勢のタチウオハンターたちも「シーン」…
そう、ちょうど満潮の20:10。そりゃ潮止まってるし、こんなときは徒歩数分の『餃子の王将』で休憩よ。
腹ごしらえ終了。なんか、浮き釣りのオッサンたちにはチョイチョイとタチウオが。そんな大きくないみたいだけど、右隣の浮き釣り師が2本、更に右側でも数本。僕も、「テンヤ+イカナゴ」チームも、反応無し。
うーん、うーん、色々と棚変えたり、必殺「ダート」させてみたり、でもダメ。
「もう帰ろっか?」って言われて、「あと一投げ!」。お、なんか、重い… 引かない…
マダコかと思ったら、もう絶対触りたくない異星人の体のパーツみたいなのが… もう帰ろ!
なんにせよ、今回の横須賀遠征タチウオハンティングは「浮き釣り」の圧勝。「テンヤ+イカナゴ」が2位。タチウオボウズの「ルアー」が3位。
ま、でも涼しくって、足場も良くってお手洗いも近くて綺麗で、釣れる感じはめっちゃあったし、
釣果は↓、タチウオ貰っちゃった…
帰り道は安全運転。仕事上がりで本気釣り燃えた殿様は後部座席で熟睡。そりゃそうだよね…
サクッと捌いて、
鯵はタタキに、タチウオは塩焼きに。大阪の銘酒「秋鹿」の純米原酒冷やで、美味しく戴いたかんね。
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