にゃー🐈 ニャロです。
たまに僕のブログを読んじゃうサボリーマンとかフィッシャーマンとかグルマンさんたちはご存知の通り、僕は「アフィリエイト」「アドセンス」とかって、ブログに広告載っけてポチっとしてもらった数でお小遣い稼ぎ、とかしてないの。
アイドルとかカリスマとか俳優とかだったら、「あーん、ヨン様お薦めの韓国謹製美容クリーム、樽で買っちゃう~♥️」とか、「キムタクがコマーシャルしてる『ARIYA』買うべよ」とか、良い商売になるだろけど、
良識の塊みたいな庶民代表の僕がそんなのやったって「今月のアフィリエイトは8円です。ご指定のスイス銀行秘密口座に送金しておきます」みたくなっちゃって、送金手数料が毎月大赤字確実だもん。えっへん。
江ノ島 裏磯の秘匿釣り情報とか、リアル過ぎる『FIRE』生活を支える株式投資状況とか、むしろ読まれると困る類いのブログだから、あんまり読まないで欲しいし、絶対に友達とかにはシェアしないで欲しいのよね。某共産圏の特殊部隊に拉致されたり、某なんとか民主党のシンパさんたちにシュートされちゃったりするリスクは最低限に抑えたいかんね。
それはそれとして、ブログを毎日書いてるとね、どの記事が何人にチェックされたか、わかるのよ。
でね、頭にきちゃうんだけど、真面目に書いたお得情報系の記事とか、恥を忍んでパンツ脱いじゃってる株式投資の記事は人気無いの。
こないだの、早朝からラーメン食べたりバカらしい京都夜行バス旅とか、貧乏過ぎてワカメ拾って食いつないでる記事とか、バカバカ系の記事ばっかりチェックされてる傾向があって。本当に頭にきたかんね!
だから、今回は真面目過ぎる記事、「株式投資の配当金」について、大真面目に書いちゃうんだからね。へへへ…、これを読むのは10人くらいじゃんね。気合い入れるわね。
ええっと、まず、自分一人だけの企業だと仮定して、ビジネス形態は「ワカメを拾って、自宅で天日干しして、自宅の軒下で売る」としましょう。『株式会社ナチュラルわかめ』、発行株式総数は1株。
材料原価はゼロ。販売用ジップロックが100枚で1000円。労務費はゼロ(社長報酬ゼロ)。よって支出合計1000円。
100パック用意した由比ヶ浜産 天日干しワカメ、自宅軒下で即日完売。500円×100パック=今年度の総売上は5万円。
経費の1000円を差し引いて、今年度の営業利益は49000円。フムフム。
さてさて、この49000円をどうするか、企業の成長のためにワカメ干し設備を購入(49000円分の設備投資)するなら、株主としては「来年の売上アップが楽しみじゃわい、ムフフ」って感じ。『AMAZON【AMZN】』の経営スタイルね。もちろん今年の配当金はゼロ。
49000円を、企業の経営者と社員(この企業は社員ゼロだから、経営者一名)への報酬として全額渡すと、経営者のポケットには49000円の役員報酬が入るわね。そして配当金はゼロ。
49000円を、設備投資にゼロ円、役員報酬や従業員賃金にゼロ円、企業内留保もゼロ円、49000円全部を配当金に回せば、今年度の配当金は一株あたり49000円。
単純だけど、配当金ってそうゆうこと。
企業が成長期で、「投資するだけ売上も利益もウハウハなんだから、配当金ゼロだけど企業価値( ≒ 株価)は上がりまっせ。よろしゅうおますやろ?」ってパターンもあれば、
どっかの石油企業みたいに「もう世界中で散々設備投資や油田採掘や石油精製設備やガソリンスタンドに過去から投資してきたから、もう巨大投資は不要。儲かった利益は全部、配当金で株主さんたちに分配しますよん」ってパターンもあるわけ。例えば『エクソン・モービル【XOM】』がそうね。
すでに発見して掘り当てて、原油汲み上げる設備稼働会社員してて、あとはメンテナンスしながら汲み上げた原油を精製して売るだけ。ミネラルウォーター屋さんと同じ、油田が枯れるまでジャブジャブと利益が出る出る。その利益が配当金になるなら、株主は嬉しいじゃんね。
ってゆうわけで、株式投資をする株主さんたちは、自分の設定してる「ゴール」を達成する手段として、「企業の成長による企業価値増大→企業価値上昇→株価上昇」っていう、いわゆる「株価値上がり利益狙い」なのか、「企業の生み出す利益の株主への分配(配当金)狙い」なのか、それぞれのリスクとチャンスを分析して投資ポートフォリオ(分散投資を、どう資金分配して具体的な投資先とタイミングを決めるか)を判断してるわけ。常識よね。
いろんな株式投資の書籍や雑誌があるけど、↑の雑誌の編集部の皆さんが「特集した億超え方程式通りに投資して、みんな億超えちゃった…」って、聞いたことないもんね。ハハハ…
僕の場合、『FIRE』した一年前に、「配当金でざっくり年300万円貰えるポートフォリオにして、残りはリスク中~高な米国企業株式に投資」ってしてたから、コロナ騒ぎで一時的に利益激減して配当金減配した企業も多数あったけど、中国以外はコロナ騒ぎ終了っぽい経済環境もんで、今年2022年の上半期で日本株配当金35万円と米国株配当金10600ドル( ≒ 145万円)で合計180万円(税引き後)だから、年間換算見通し360万円、悪くないじゃんね。
今みたいに、総じて株価が下げ基調のときって、人間だから気分的に楽しくない感じのなったりもするけど、
でも、ちゃんと配当金を当初の想定通りに出せてるのなら、株主としては「よしよし、イイ子イイ子」なわけ。株価は実力イコールじゃない「人気投票」だかんね。
天日干しワカメ屋さんの例え話の通り、安定的に利益を出して安定的に配当金を出し続けるのは、継続的天文学的に成長を続けることよりも難易度は低いわけ。
安定的に利益出し続けるために、投資も圧縮して、社員給料アップも我慢して、役員報酬ミニマムにして、安定的に利益出して配当金を維持するってことは、比較的 マネジメントしやすいからね。今みたいに材料価格が高騰したら、売値を値上げしたり社員給料を下げればいいんだから。
配当金視点で素晴らしい安定性重視の企業が、例えば『三菱倉庫【9301】』。僕の今の戦略目標から設定してるリスク度合いからすると低リスク低配当だから株主じゃないんだけど、極めてコンサバで良質な投資先だなー、って社員やってる友人きっかけで調べてビックリしたんだけど。
そして驚きの株価推移。
よく、株式投資的馬券予想雑誌とかで「高配当株式銘柄特集」とかってやってるじゃん。あれってめっちゃ危ないんだけどね。株価が上がれば配当率は下がるし、配当金って企業や年度で上がったり下がったりゼロなったりするからさ。
だから、日頃から自力で良さそうな企業を見つけて、四半期決算だったり株価動向をチェックして、自分が株主様になりたい企業が、自分が納得できる株価や配当なったら、買う。え、面倒くさい? だって、社員や役員や社長より偉くて配当金を上納される株主様になろうってのに、面倒に決まってんじゃん。あとで楽チンなんだから。
配当金はいいわよ。特にサラリーマンやサラリーマン経験者には堪らないかんね。サラリーマンがボーナスのうち100万円/年を5年間貯めて、例えば『日工【6306】』を仮に今日500万円分購入して株主になったら、
ざっくり7900株の株主さんに変身よね。
で、経営陣が頑張って社員たちも頑張って結果だして、毎年30円/年の配当金を維持出来たら、毎年30円×7900株=237000円(税引き後190000円)が入金されるわけ。例のNISA使えば配当金への税金は5年間(だっけ?)非課税だしね。
19万円、大した金額じゃない、かなぁ? 僕は大興奮だわ。だって、これってリアルな「不労所得」なのよ。サラリーマン( ≒ 地下労働者)が、資本家 兼 労働者に変身する瞬間なのよ。興奮… しないかなぁ…
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