3月メニューは「春」を織り交ぜつつ「今 美味しいものを全力投球」で春めく『秋月 AKIZUKI(北鎌倉)』→ ヤング職人の熱気ムンムン『VERVE COFFEE 北鎌倉店』

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ぐるめ
dav

にゃー🐈 ニャロです。

冷たい雨じゃんね。波は極小、外気温は極寒、幸運にも、今日は北鎌倉の『秋月』の予約日だわ。実に強運じゃんね、最近ツキ過ぎて怖いわ…

春は雨が多い季節よね。シトシトと冷たい雨。夏ならママチャリ号で雨雲を引き裂き時速23キロで鎌倉に向かうんだけど、今日の雨はペーハーが高過ぎ。ここは頭髪を現金で守るわ。鵠沼海岸駅から北鎌倉駅、往復660円で酸性雨ダメージを回避できるなら、已む無しじゃんね。

週末は半袖Tシャツ、火曜日は湘南1月レベルの防寒装備。3月って、一年で一番寒暖差がおっきいんだって。油断は禁物よ。

ママチャリ号と違って、座ってるだけで電車って走るのよ。楽チンだけど、石炭や天然ガスをボーボボーっと燃やして作った電気で走ってるんだから、お天気が許せばママチャリ号が最高よ。

久しぶりに電車で来ちゃった
横須賀線って、なんでこんな長いの?
鎌倉より北だから少し寒い北鎌倉。桜開花は今週末かしら
週末は人だらけの円覚寺、雨でしっとりガラガラ
お寺マニアクラブの高校生?
修学旅行なのか、遠足なのか、雨は可哀想ね
雨、雨、雨
東慶寺もしっとり
到着~。あら、今日は張り紙無しなのね

「こーんにーちわーーー」。ん? なんだか、四国の牛のキャンペーン?

シェフのお気に入りのモーモーさんなんだって。今日のパスタのソースに使ってるんだって

シェフの心尽くしのウェルカムフラッグ🏴‍☠️に、今日のお料理への期待は高まるばかりよ。さー、いってみよー!!

一杯目は、北海道 余市町のシードル ドメーヌ・モンの「Mont – C 2020」。少し甘味も残ってて、しっかりした酸味。真冬や真夏じゃなくって、春や秋に美味しいシードルだわ。

余市町の中井観光農園のりんごで造ったシードルなんだって。好みだけど、僕はこれくらい甘味が残ったシードルが好きよ

今日はお隣に大作家先生がお座りなの。お魚も自然なワインもお好きな先生だから、巨人ファン同士が居酒屋で意気投合、みたいな感じで楽しいわぁ。

「ワレ、広島カープのファンにならんかい、あぁ?」なんてヤバいお客さんのお隣じゃ、楽しいお食事が監獄ランチに大暴落しちゃうもん…

類はルイ・ジャドー、じゃなくって類は類を呼ぶわけ

なんだか、シェフは若返り整形手術を受けたのか、ヤングヘアスタイルだからか、えらく若々しくって、一皿目をしゃきしゃきって仕上げたわ。

シェフの秋月さん、風邪でもひいて助っ人さんかと思ったらご本人。お似合いだったヒッピー風ロン毛をバッサリ。恋でもしたのか、怪しいわよね、ね? …
白アスパラ発見。一皿目に季語的食材を先発させる北鎌倉のビッグボス

そして、なんだか、ずんぐりむっくりした海老さんが一緒に登場したわよ。

何者?

この子、「ガスエビ」ってお名前なんだって。

舞鶴も金沢も、日本海だもんね

最初、「手長海老? なんでお髭と長い手をカットしたの?」って不思議だったんだけど、違う海老なのね。殻ごとガブリ。小さな身は甘くって、殻の味わいは濃厚。一皿目なのに力強い春の伊吹なのね。

黄色いソースは、伊予かんと八朔。甘い海老の身と強くしっかりした海老の殻を酸味ある柑橘ソースがまとめちゃってて。
綺麗よね。海老の赤色、ソースの柑橘の黄色、颯爽とした白アスパラの白と海老の身の柔らかい白、野菜の緑

うーん、最近ここ数ヶ月、一皿目への気合いが入ってるのよね。お若いシェフだわ。

さぁ、二杯目は、中部イタリア トスカーナ。キャンティ地区の外れに位置するワイナリー Sagonaの「FONFON 19」、葡萄はトレッビアーノ。

トレッビアーノって、化ける葡萄よね
トスカーナも行きたいなー
今日の自家製パンはローズマリー風味
二皿目、青菜とブロッコリーのスープ。あさりとホタルイカが乗ってて
茹でたてのホタルイカって、イカの仄かな臭みすら無くって、美味しいのね! スープの味も色も、素敵❗
三杯目は山梨県 ドメーヌ・オヤマダの「 BOW ! 」。葡萄はデラウェア主体、プチマンサン、 シュナンブラン、カベルネ・フラン少量なんだって。かなり押しの強い香り・味わいの山梨ワインなのね、ちょっとびっくりしちゃった
三皿目、舞鶴の本マグロ。今回のも、美味しいマグロだわぁ、こりゃ幸せ
赤身、中トロ、大トロ。醤油使わないから、残酷にマグロの香りがでちゃうかんね。残酷に素晴らしい香りのマグロで幸せ
僕は赤身が一番好みなんだけど、トロも好きだからね
おかわりパンは赤ワイン色。ひろみシェフが「パスタと合わせてね」だって。ソムリエならぬパンリエーレじゃん
四杯目、懐かしい! かなり欧州にいたとき飲んだ南フランス ラングドック地方のドメーヌ レオン バレルさんのAOC Faugères 2015。男前などっしりしたタンニンと裏腹に繊細で綺麗な香り。今飲むとクラシックな味わいだけど、昔は新しい味わいだったのよね。葡萄はカリニャン50%、グルナッシュ40%、サンソー10%
四皿目、四万十麦酒牛のすね肉のラグーソースとグリーンピース。パスタは乾麺、パッケリかな?
冬のどっしりした味わいに初春のグリーンピース、流石は旗を立ててるだけあるわ、四万十で麦の酒呑んでる牛さん
五杯目。中部イタリア エミリア=ロマーニャのKOI DI FRAVIO RESTANI / BIANCO “CHETO”。葡萄はピニョレット60%、モントゥーニ40%。かっちりミネラル感もあって、爽やかな酸味もあって、エミリア=ロマーニャには無かった味わいのハイレベルな白ワインなのね。面白いわぁ
五皿目、クサフグとアスパラガスとセミドライトマト
セミドライトマトがソースそのもの。真鯛と間違っちゃ、ダメよ
六皿目、忘れちゃった豚のロース、低温調理なのかなぁ
さらりとスッキリかつ旨味ばっちりの美味しい豚。豚だーい好き! この豚の内臓食べてみたいなぁ
季節の筍もしっかり参加
六杯目、北海道 ワインばたけ浦本さんの「LOHAS メルロー 2020」。ほぼロゼなのかなぁ、高原の泉からの湧水みたいな透明感が北海道っぽいし、色は薄いけど圧倒的なボリューム感っていうかスケール感、でも優しい味わい。これは興奮するワインだわーーーー

さぁ、今日もこの時間がやって参りましたわよ。北鎌倉に君臨するドルチェ界の嬢王陛下、ひろみシェフのドルチェフェスタ 2022 marzoなのよ。さあ、みんな、踊りましょう🎵

最近、めちゃんこ手間もかかるし繊細で新しいドルチェ続き過ぎて心配だったから、今回はマチェドニア コン ジェラートで一息ついたのかな、って思ったんだけど…
このヨーグルトのジェラート、食感が泡、泡だけどジェラート、その中間。こんなの食べたことないし、新しいし、しかも作りおき不可能。写真じゃわからないひろみマジック。そして、普通のオレンジに見える方(ブラッドオランジじゃない方)、口にいれてビックリ。フレッシュなレモンバームとかと一緒にひろみシェフ特製のシロップに浸けたんだって。とんでもなく美味しいオレンジ
七杯目、フランス ジュラ地方のDomaine Labet のシャルドネのヴァン・ジョーヌ? こりゃ旨いし、これ開けてもらえたのは作家大先生のおかげ。おこぼれ最高!

はぁ、幸せねー。ご馳走さまでしたー!

さぁ、雨も止んだし、腹ごなしに鎌倉までお散歩するわよ。

って、鎌倉方面にほんの徒歩1分右側にシャレオツなカフェ兼コーナー焙煎基地があんのよね。

『VERVE COFFEE 北鎌倉店』ってんだけど。

やっだー、お洒落格付け六本木級。僕にはご縁が無かったってことで…

最近、無理やり押し掛け参加してる「コーヒーサロン@粗餐」のヤングメンバーが複数、この店舗でお仕事してるらしいから、勇気出して潜入したの。

25kg 焙煎機。でっかーい!
お味見したら、圧倒的なのよね、パナマの豆。おっかない世界だわ…
一杯1000万円の上段二種類のパナマのコーヒー、「豆買うと一杯飲めますよ」、だって。やだー、COWCOW
ここんとこ、自分でエチオピアの豆をフライパン焙煎してたけど、たまにはお勉強自主的にやっとかないと、アキナ先輩にボコられそうだし… お買い上げ~
しかし、ヤングばっかり。店員さんに爺がいないヤング偏差値69
なんだか美味しそうなワッフルもあるみたい
でました、1000万円コーヒー。パナマの高いの、まじまじと戴いたの、初めてだけど、これが「クリーンで熟した赤紫の果実で、オレンジ紅茶で、酸味もしっかりあって」っていうモンスター豆なのね… これは貴族の豆だわ

ひゃあ、途轍もなく圧倒的なコーヒーを飲んじゃった。ヤバい世界だったのね、スペシャリティコーヒー…

さ、鎌倉に向けてお散歩再開。この季節はお花だらけ、良い季節ね~‼️

小町通りは、なんだか卑猥なヤング狙いの飲食店やお土産屋さんだらけ。勿体ないけど、観光客商売ってそういうもんなのね…

ガラガラの小町通り。やっぱ鎌倉はお寺を歩いたほうが風情があるわね

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