にゃー🐈 ニャロです。
元旦だからさ、近所の賀来神社に初詣に行ってきたんだけど、
その帰り道、ミモザの花が早くもチラッと咲いてて。やっぱ地球温暖化なのかしらね。
新年の日経新聞は色々と面白記事とか、一流企業の一流経営者の「今年株価が上がると思う企業」ってのが結構参考になるのよね。ニトリの社長とか、なかなか打率高いのよ。
そんな今日1/1の日経新聞で、気になるニュースを発見しちゃったじゃんね。
石炭といえば蒸気機関車。鉄道マニアじゃないから、別に廃止してもいいけど、根強い人気があるみたいね。
石炭ってさ、常磐ハワイアンセンター立ち上げの映画『フラガール』で廃れ行く炭鉱の町が舞台でさ、鉱夫役の豊悦さんがカッコ良かったじゃんね。
石炭は、そんな感じで令和四年の日本では採掘してないわけで、日本は石炭需要の大半をオーストラリアとインドネシアから輸入でまかなってんのよね。
そもそも石炭って、何かって、植物由来の炭素燃料よね。木の化石的な。
最近のニュースで「石炭」ってワードを目にする機会が増えたのは、「地球温暖化ガス」を排出する悪者扱いされてるからよね。
こないだの「COP26」でも、石炭火力発電を止めろとか、止めねえとか、飛行機や自動車乗ってガソリン燃やしてる各国の大臣達が口喧嘩してたじゃんね。
なんせ石炭は他のエネルギーより安い。そして埋蔵量が石油・天然ガスよりも多い、ってんで、日本だけじゃなくって人口が多いインドも中国も発電用途でいっぱい使ってる(燃やしてる)わけ。
日本は、輸入する石炭の2/3を火力発電に、残りを製鉄とかセメント生産、製紙に使ってんだって。
だからさ、インドネシアが石炭の輸出を1ヶ月止めて、そうすると自国の採掘量で足りてないインドとか中国とか石炭火力を愛する国々や、製鉄で石炭を必要とするインド・中国・韓国なんかと取り合いになって、結果として値上がりしちゃうわよね。あららー。
値上がりで済めば良いけど、万が一「石炭が無い」ってなったら、日本の電気が止まっちゃたり、製鉄所が稼働停止しちゃったり。困るじゃんね。
そうならないように、優秀な一流商社マンさんたちが頑張ってくれてるんだろうけど、リスクはゼロじゃないわよね。なんたって、世界3位の石炭採掘量のインドネシアが、自国の火力発電用途の石炭足りないって理由で、今回の「1ヶ月石炭輸出禁止」になってんだからさ。
昨年末に、配当金の再投資で59株 偵察購入した『BHPグループ【BHP】』は、世界的な資源大手企業で、石油・銅・ウラン・鉄鉱石なんかを扱ってるんだけど、環境問題への対処で石炭事業を売却してて。代わりに、電気自動車なんかのバッテリー原料の一つの「ニッケル」事業への投資に燃えてて。
それくらい、世界中が建前上 悪者扱いしてる「化石由来燃料」だけど、リアルワールドでは「無いと電気も止まるし、鉄も作れない」っていう事実が怖いわよね。少なくとも真冬の冷たいお家で、「とにかく電気流せよ、凍え死ぬから。太陽出てないし、風吹いてないし、原発は嫌だし、天然ガスでも石炭でも燃やして発電しろよ」って、思うでしょ?
日本の発電エネルギーの4割がLNG (液化天然ガス)、3割が石炭。合わせて7割が「化石燃料」なんだから、寒い冬も暑い夏も、「地球温暖化ガス」を排出する化石燃料燃やすしかないわけよね。
そして、電気自動車に充電する電気の7割は化石燃料=地球温暖化ガス排出エネルギー。麗しのクリーンエネルギー経済なわけ。ウケる…
実際は、日本で電気が止まることは、瞬間的にはあるかもしんないけど、少なくとも電気料金は確実に上がるわよね。コンテナ輸送費も、ガソリン代も、そしてアルバイトの時給もそこらじゅうで上がってるし、そうなると色んな物価が上がるのは当然じゃんね。
所謂「インフレ」が久しぶりにやってくるって、それをインドネシア政府の「石炭輸出1ヶ月停止」が後押し、って感じかしらね。
インフレになると、昨日まで一個100円で買えてた『プルクワ(辻堂)』のドーナツが120円になっちゃう(なっちゃった)わけで、現金の価値が現金のままだと目減りすんのよね。
だから、タンス預金5000万円持ってたり、銀行の普通預金口座に3000万円持ってると、インフレで実質 金融資産が目減りしちゃうじゃんね。あーらら…
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