にゃー🐈 ニャロです。
藤沢駅から湘南新宿ラインで64分、青春を過ごした池袋タウンに遠征してきたんだけど、めっちゃ面白い『BAR』発見しちゃったんだから、シェアしちゃうかんね。
そもそもは、「湘南ティーサイト」でチェックした『BRUTUS』の「酒と飲み方」って特集があって。この雑誌、マニアックで面白いのよねぇ。
で、パラパラと見てたら、面白そうなお店が。こんな、こだわりのお店に、わざわざロシアとかロンドンとかパリとかまで飛ばなくても、湘南新宿ライン一本で行けちゃうんだから、「善は急げ」、よね。
ちょっと待って。そもそも『GIN / ジン』っていうお酒って、何なんだ⁉️ って、答えられる? 「ジントニックのジンだろ」なんて感じよね。
「ジン」ってお酒は、ウォッカ、テキーラ、ラムと共に、「世界4大スピリッツ」って言われてる大御所なお酒なの。
「スピリッツ」ってのは、醸造酒からアルコール分を蒸溜して造られる蒸溜酒のこと。例えば、葡萄を醸造して造るのがワイン=醸造酒。ワインを蒸留して造るのがブランデー=蒸留酒、ってわけ。
で、「ジン」は、ベースが蒸留酒。それに、ねずの実(ジュニパー・ベリー)+香草・薬草類を加えて、再蒸溜して造るお酒なの。
香草・薬草類は「ボタニカル」と呼ばれてて、世界中で「ローカル」かつ「ユニーク」な「クラフトジン」が造られてて、色々な風味を持つ「ボタニカル」が使われてて面白いお酒だなぁ、って思っててたのよね。
日本でも、米焼酎や泡盛をベースに、ボタニカルに柚子とか山椒とかお茶とか、「ローカル」かつ「ユニーク」なクラフトジンが色々造られてんだけど、なんせ「ジン」。グイグイ飲むと翌朝の釣りで寝坊確実だから、そうそうお勉強するチャンスが無かったのよね…
有名な「ジントニック」や「マティーニ」「ギムレット」なんてカクテルのベースに「ジン」は使われてるけど、せっかく「クラフトジン」を味わうなら、個性をじっくりクッキリ味わえる「ジン&ソーダ」や「ジンソニック(トニックウォーターとソーダ半々で割ったカクテル)」が楽しいわよ。
さ、「ジン」のプロになったところで、話を戻すわよ。
池袋駅から北東方向に徒歩10分、危ない業界の人じゃないと行かない方向にテクテク歩くと、その店は突然現れるわよ。まったく日本っぽくない外観、通りすがりなら目線送るのもリスキーな雰囲気。
ちゃんと電話してからお伺いしたから、グイグイとドアを開けて入ったんだかんね。
『Craft gin Bar Copain』、へー、雰囲気あるなぁ。鵠沼海岸の田舎者にはビリビリきちゃうわ。
レコードのセレクトショップみたく、見たことないクラフトジンのボトルたちがシャレオツに整列してんのよ。店内はミラーボールがクルリンパ。
そして、なんかクールなロシア女性のバーテンダーさんがニコニコしてんのよ。
そして、メニューを見るわけよ。
ざっくり「ジントニック」「ジンソニック」「ジンソーダ」… みたく並んでて、銘柄は書いてないから、バーテンダーさんにお任せするか、指定するか。6杯頂いたのは、こんな感じ。面倒な注文の代表格、「また来たくなるクラフトジンで御願いしまーす」、って。笑顔で受けてくれたからよかった。
6杯味見して、一番気に入ったのは、正統派ストロングスタイルって感じだったこれ↓
ひゃー。ナウい、ナウ過ぎる。なのに楽しい。うーむ、北池袋マジックなのかしら。また近辺に来たら勉強に来るかんね、絶対。
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