『日経平均株価3万円台回復』って記事、ソワソワしちゃわない? ヤングサラリーマンはどうアクションすべきなんだろ

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株式投資
dav

にゃー🐈 ニャロです。

小田急線+バスで片道90分の通勤時間、一時期『日経新聞』をサラリーマン折りして読んでたなぁ。

こんな風に縦長に折って読むと、ちょっとラッシュな電車内でも日経新聞読めちゃう昭和テクニーク

たまーに面白い記事や、株式投資に役立つ記事があったから、毎朝キオスクで買ってたけど、新聞記事って後追いだし、ネットニュースのほうが速いから、購読止めちゃったなぁ。

でも、『日経新聞』は、他の紙と違って嘘が少ないし、経済ニュースの大きな流れやデータベースとしては「使える」ときがあるのよね。登録すると日経電子版の記事を10記事限定で読めちゃうので、お忙しいヤングサラリーマンには十分よね。

『朝日新聞』=『東スポ』の扱い。真偽はわかんないけど、朝日新聞が偏った記事書くのは確かだし、そもそも字数少なくてツマンナイから読まないなぁ

さて、本題。やけにキリの良い数字、「日経平均三万円台回復」。まあ、株式投資に興味あったり投資中のヤングサラリーマンは、気になるわよね、ね?

人間心理学の本に、「嫉妬は脳の本能の一部なので、眠くなったりお腹空くってのと同じ、誰でも持ってる本能」って書いてあったけど、誰かが儲けてると思うと、なんか嫌な感じがしちゃうのは本能のせいだから、気にしないで理性的に「どんな感じに上がってるにか、何が理由で日本株が上がってるのか、自分はどうすべきか」分析するのが良いんじゃないかしら。

とは言っても、ヤングサラリーマンは水曜日じゃお忙しいだろうから、ざっくり分析してみるわね。ご参考まで。

まず、「日経平均株価」が、どんな動きをしてるのか、ここ1年半の株価チャートを見ると、底値の2020年4月 16500円割れから、今日3/14 終値30670円まで、17カ月で+86%以上上げますな。

実は今年2021年の2月にも30000円突破してたのよね。そんとき、週刊誌やらネットニュースで「バブルよ、バブルなんだから弾けるわよ」って、目にしなかった? まあ、何もデータや要因勉強しないで、この株価チャートだけみたら、そういう反応するわよね、ふふふ。

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前にちょいっと記事にまとめたけど、

日本の中央銀行『日銀』が、ドッカンドッカン株(ETF)買ったり、日本国債を買ってることで日本円の価値は下がってるんだから、むしろ優良企業の株価は上がって当たり前。そういう意味ではバブルだけど、日銀が一気に保有株式(ETF)や国債を売却しなければ破裂できないバブルなので、むしろ管理されてるバブルとも言えるわよね。

9/9の日経新聞の記事『日銀買いなき株価3万円台回復 されど緩和頼みは消えず』にも、同じようなことが賢く書いてあったわよ。「日銀の株(ETF)購入を停止したのに株価上がってるのはナイスだけど、長期国債保有は増加続けてるんだぞ」って。

500兆円以上の国債を日銀が持ってるのよ、まさに錬金術

結構読みやすい記事だから、読んでみて自分なりに考えてみるのも良い訓練になるからお勧めよ。しょーもないWEB会議の時間潰しに読んでもお得かも。

あ、ちなみに、アメリカの中央銀行(FRB)も、日銀と同じように住宅ローン担保証券(MBS)なんかの資産買い入れしてきたのを、「そろそろ少しずつ買い入れ金額減らすよー」ってのが、最近良く見る『テーパリング』ってやつね。

アメリカも、アメリカドルの価値が下がることやってるから、ドル円の為替レートは比較的安定的なんだけど、例えばアメリカだけ「金融緩和やーめた」、日本は「じゃぶじゃぶ日本円発行して、未曾有のコロナ補助金だ! 国債は日銀が買うぜ❗」ってことになると、理屈上ではドル円為替は強烈な円安ドル高になりますな。

この日経新聞の記事でもう一個面白いのが、「菅義偉首相が退陣表明に追い込まれ、次の政権が打ち出す経済対策への期待が一気に広がったため」ってくだり。

「アベノミクス(安倍晋三前首相時代の経済政策)の基本路線に大きな路線変更的修正を加える可能性があるのは石破さんだけ」って思惑があるらしくて、要は「石破さん以外の候補者が次の首相になれば、アベノミクス的に日銀に国債買わせて、日本円じゃぶじゃぶ印刷しまくるに決まってる」ってこと。だから、価値の下がる現金を株式に交換したんだね、ってことが書いてあって、「なるほどなぁ」って僕も思いました。

石破と書いて「イシバ」さんね。結構まともなこと言うし、この人が総理大臣やるのみてみたいけどなぁ

ってわけで、ここまで読んでくれちゃうと、「フムフム、日本政治はますます借金頼りの政治を加速させそうだから、日本円価値が更に下がって、相対的に株価はあがりそうなのね?」って、思っちゃったかしら。まあ、株価は『人気投票』だから、こうやって「思惑」で動くのよね。まだ自民党次期総裁選(=次期総理大臣選び)決まったわけじゃないのにね。

あと、要注意なのが、この比較。

1990年末を基準(100)として、米国のS&P500とTOPIX(東証株価指数)の推移を比較したものなんだけど、日本がバブル経済だった時点を基点としてるズルさはあるにしても、アメリカS&P500の成長力は強い結果を出してて、そりゃ『Google』『Apple』『Facebook』『Amazon』なんて強烈な新興企業が誕生してきてる反面、日本には…ねぇ。

だから、うかつに「日本株が遅れを取り戻しつつあるから」とか「流れに乗り遅れ無いように、とりあえず何か買わないと」なんて残念な感覚で大事な資産を暗闇状態で『投機』するんじゃなく、自分なりのシナリオ・状況分析・会社分析して、自分なりのタイミングで株式売買できるように、するのがヤングサラリーマンへのお勧めよ。

この記事にも書いたけど、自分の勤務先の決算発表会資料も見てない・理解してない状況で、他社の『株主(株式保有者)』になるのは、ちょっと危ないんじゃないかしら

あと、自民党批判してる野党のおっちゃん、おねえさんたちって、ヤングサラリーマンのめっちゃ良い反面教師だから、たまにはNHKニュースでも見て勉強するとお得よ。

「あれは駄目」、「それも駄目」、しょうもない揚げ足とり発言ばっかりで、問題解決方策の提示も無く「責任取って辞任しろしろ」。それはマスコミの仕事で、野党も一応は選挙で選ばれた政治家なんだから、「我が党が与党になったら、コロナ対策はこうする、予算はこうする、だから次回選挙で投票よろしこ」くらい言えよなぁ、って。

ヤングサラリーマンは、「上司が使えねえ」とか、「上司のやり方じゃ駄目だろ」とか、愚痴ってる暇あったら、問題解決方策を提案したりアクションとってみれば、気がついたら自分が上司になっちゃってるんじゃないかしら。うふふ。

マジで、何が「まっとうな政治」なのか理解できないし、また「マニフェスト破り」カマすんだろうなぁ。福耳しか目に入らない野党党首。相対評価で自民党が勝ってるのも、当然だよなぁ

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