にゃー🐈 ニャロです。
恵比寿に本社&店舗のある自然派ワイン輸入業者『BMO』と店舗『トロワザムール』、ユニークな品揃えと、「広めのレンジの“自然派”」、楽しいイベントで、お気に入りのお店なんです。
『ワインエキスパート』っていう、ソムリエモドキの資格を取った時、二次試験の「ブラインドテイスティング」に勉強するために、結構通ったのよね。グラスワイン出してくれる小さなカウンターバーがあるし、
「自然派感」が弱めというか、『亜硫酸塩(二酸化硫黄=SO2)』の添加量がやや多めというか、ソムリエモドキ試験ででてくるワインに近い味わいのワイン“も”扱ってるので、助かったのよ。もちろん、値段と美味しさがとても良いバランスだし、3000円以上だせば「おおっ!」って、見たこと無いワインがいっぱいあって、本当に楽しいお店。
コロナ騒ぎの前は、年一回くらい愉快なイベントやってくれてて、最高に美味しくて楽しいイベントなのよ。
で、毎年何回か『ワイン福袋』やってくれて。全世界60億人と同じく、僕も福袋大好きなのね。
今回、「夏のなんとか福袋」のダイレクトメールが来て、当然購入するわけです。12本でクール便コミコミで、26474円。一本あたり2200円、自然派ワインとしては下限をちょっと越えてる… ラベル汚れありとかもオッケー前提なもんで。
で、こんなん届きました。僕的には「うひょーーーー!」。
今日は涼しくて、つまみも無いので、ガツンと来そうな、この赤ワインを「オープン」。
【造り手】サン・ルッジエーロ
【ぶどう品種】Nero di Troia (ネロ・ディ・トロイア)
【原産地呼称】I.G.T. Puglia
美味しいオーラのあるラベル。既にウキウキ。
色合いは、超濃い深い赤紫、縁はややオレンジで熟成を感じさせるが、なんせ濃い。濁りではなく、清澄度は限りなく低い。
この葡萄『Nero di Troia (ネロ・ディ・トロイア)』のNero=黒。イタリア半島の南の端っこの土着の葡萄で、皮が分厚くてタンニン(渋み)めちゃ強く酸味もバッコーン。
使い難さから、二次葡萄としてブレンドワインの脇役だったのが、近年主役に抜擢されるようになってきたんだって。
確かにパワフルだしタンニンもドッシリだけど、酸味のおかげで重すぎない。2014年=7年熟成ってのも効いてるのか、バランスが良くて、飲んじゃうね。これは2日で空けちゃうパターンだ。
こういう、知識と価格で選ぶと飲む機会がなかなかないワインと出逢えるのが、福袋の喜び。もちろん、信用してる『BMO』だからこそ、状態もベリーグーちゃんですよ。
コロナ落ち着いて、イタリアお遍路したら、このワイナリーもお訪ねしたいわ。
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