にゃー😺 ニャロです。
9月になって、いきなり涼しくなりました。嬉しいような、悲しいような。
確実に嬉しいのは、ワイン飲むのに適温に近づくこと。ワインって面倒な飲み物で、赤ワインにもよるけど、温度13度〜17度くらいが「美味しい温度」。気温30度の部屋で飲んだら、あっというまにワインがヌルくなっちゃって、本当に悲しいことになります。
鵠沼海岸は鵠沼レイクになってるし、これは来週の北海道出張の事前勉強ってことで北海道ワインを開けてみよう、ということで、北海道ワインも色々あるけど「美味しいワイナリー」の一軒、『藤野ワイナリー』。
札幌市にワイナリーがあって、年間生産本数は30000本くらい。「美味しい」日本ワイナリーとしては多い方だから入手もなんとかできるわよ。もっと少ない生産本数の日本ワインは手に入らないからね。「北海道限定販売」とか「常連さんだけにお分けします」って酒屋さん多いし、そもそも扱う酒屋が少ないから。この辺が、マニアの心をくすぐるんだよなぁ。『ボルドーのグラン・クリュワイン』みたいな値段でも無いし。
【造り手】さっぽろ藤野ワイナリー
【ぶどう品種】セイベル
【原産地呼称】北海道(日本国産ワイン)
亜硫酸塩(酸化防止剤)添加を最小限に抑え、無濾過。天然酵母の使用など、「自然な造り」のワイン。
北海道の契約農家で栽培された『セイベル(主に北海道で栽培。耐寒性が強く、安定した収量が期待できる赤ブドウ』。いわゆる「アメリカ種」=キャンディ香がするものが多いんだけど、これは魅力的でどっしりした紫の花の香り、自然派ワインのガメイっぽい肉々しさも感じられて、「活きてるワイン」感が嬉しいわ。ハッカのようなスーッとした清涼感もあって、これは真夏に開けたら駄目子ちゃんなワインですぞ。
澄んでるけど深みのある紫色。味わいは、かなりはっきりした酸味、黒いベリー系の味わい、重くないけど無濾過だからかしっかりした旨味で、こりゃ美味しい。今日開けたのは大正解でございます。うふふ。
いただきものの新潟かぼちゃで作ったポテサラに、ゆで卵とチョリソ薄切りを載せたのをおつまみに。美味しいワインのお相手は、簡単な料理でいいのよね。チーズよりもワインの味がわかるし。
一回行ってみたいわね、雪が降る前に。ちなみに、葡萄の木って、寒すぎると枯れちゃうんだけど、雪に埋もれると、雪のお陰で保温されて枯れないんだって。凄いぜ雪!
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