にゃー🐈 ニャロです。
ワタシの記憶が確かなら…
世の中の人々は「美味しいモノ」が大好きみたいなのよね。
それはそうなんだけど、人によっては「旨ければ何でもイイ」って人もいるし、
「アタイは貴族だから、ゴージャスな内装でサービス完璧なお店じゃなきゃイヤ」って族の方もいるのよね。
『旅』リーマンだったり、外回りの移動中に許されるコンマゼロ秒の世界で、少しでも美味しいランチを掻き込むシチュエーションもあるし、
そんな多々あるシチュエーションの中で、稀に発生するのが、「ランチでおデート」。なんせ、お相手もいるわけだし、食事の目的も「美味しいモノを食べる」だけじゃなくって「雰囲気良くって、お喋りできるくらいに静かで、ちょっと長居しても大丈夫」、かつリーズナブルなら最高でしょ?
まぁ、お店選びの高等なセンスが求められる、それが「ランチデート」な訳。お分かりかしら?
実は、今日は金曜日。毎週 金・土曜日だけスペシャルなランチ営業してくれてる藤沢の超一流中華の呑める店『fu fu shisen』に行ったんだけど、お休みだったのよ。フェイスブック見逃しちゃってたのよね…
さぁ困った。でも、まだ12時前、まだ大丈夫。
こんなときは、藤沢の誇るビストロ『ルポ』だわ。テーブル4つの小さなお店だけど、お電話してみたら「13:00からなら大丈夫ですよー」って。ふふ、今日はラッキーディ。
藤沢駅南口、『オーケーストア』前の古着の名店『SEGAL』から坂を下って徒歩3分、渋い外観が見えてきたわ。
2年ぶり位かしら、テーブル減らしたみたい。4テーブルしか無いんだから、しかも満席だし。
ピッカピカでキラッキラのお店じゃないんだから。落ち着きがあって、フランスの田舎街にありそうなビストロの空気。いいのよ。
前は、とにかくボリューミーな前菜盛り合わせ破壊力が凄くって。とってもプロい前菜が横綱級に盛り付けされて、食後は相当な満腹感だったんだけど、今日食べたランチコースはめっちゃ良い感じだったかんね。ヤングなサラリーマンデートにも、シニアなしっとりランチデートにも、ばっちりオススメできちゃうもんね。
ランチメニューはシンプルにこんな感じ。テーブル4つなのに、こんなに選択肢多くて大丈夫なのかしら…
さ、いっただっきまーす。隣の四人席にはシニアなおばさま達がパワーランチ中。でも、そんなにテーブル間隔が密接してないから煩い感じじゃなくって。安心しておデートのお喋りできちゃうかんね。
さ、一皿目よ。
二皿目は「サラダ」。
出た❗『ルポ』伝統の「ガッツリ前菜」の魂は、しっかり続いてるじゃん…
前と比べると半分くらいのボリュームだけど、ちょうどいいわ。お味はどれも以前と同じ安定の前菜ね。レバームースがプロい!
さ、メインディッシュよ。「バターライス詰め 若鶏もも肉のオーブン焼き」。どんな一皿かしら。
ひゃー、ビックリ。趣味でも、お料理する人ならわかるでしょ、こんなん仕込み大変じゃん。鶏皮はパリッ、もも肉はしっとり熱々。ラッキーな一皿を注文しちゃったじゃんね。美味しいし、おフランスのエスプリを感じる一皿だわ!
ひゃー、こりゃ、予約しないとダメね。そして、トドメのデザート。コーヒーもついてるんだけど、
ちょっと嬉しくなっちゃった。自家製シャーベットをガリガリに崩して美しく盛り付け。見た目だけじゃなくって、酸っぱいグレープフルーツの氷破片がお肉の後味をさっぱり流してくれて、下に隠れたフロマージュブラン(ヨーグルト状のフレッシュチーズ)との相性も素敵。コーヒーともフロマージュブランがナイスマッチングだしね。
はぁ、まったく、とんでもないランチだわ。これで2100円って… 『うどん王子』で大盛かけうどん食べて、さいか屋一階の『八百屋コータ』でケーキとコーヒー頼んだら、すでに2100円じゃん。デフレだわ…
飲み物は、生ビールにしたんだけど、正直、ワインの品揃えがね、グラスもボトルも、ね、アレなの。その辺は好みもあるから。でもランチ利用で、おデートとか、お喋りいっぱいしたいお友達となら、はっきりいって藤沢最強じゃないかしら。
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