にゃー🐈️ ニャロです。
東京生まれの人類にとって、伊豆半島ってのはメチャンコご近所というか、親しみのあるエリアなわけで。
南伊豆の下田のさらに先っぽにあるヒリゾ浜とか、毎年行って素潜りしたりBBQしてたなぁ。

海水温度が上がって、すっかり磯焼けしちゃたヒリゾ浜だけど、それ以外にも西伊豆の鄙びた民宿とか、東伊豆の北川温泉とか、毎年1回は行ってたし。
クルマを持ってた頃は、東伊豆の伊東港に釣り行ったり、中伊豆のゴルフ場でプレーしたり。
そんな伊豆、ありがたいことに温泉もそこら中にあるんだけど。

いつの日か、富士山も箱根も伊豆も大噴火するんだろけど、おとなしいうちに湯治に行っとくのが良いじゃんね。
今回は、前から行きたかった名湯 大仁温泉の一二三荘に1泊だけしに行ってきて。
伊豆半島って、けっこうデッカイんだけど、大仁温泉は伊豆半島のなかでも北側にあって、修善寺のすぐ近く。

藤沢駅から電車で片道2時間、1710円。
今回はクルマだったから、ちょっと南に走れば、ワサビ栽培で有名な天城峠があったり、まあいわゆる中伊豆って位置。


で、この一二三荘。
まず、温泉が素晴らしいわけで。


男性女性で浴槽一個ずつ+小さな貸切風呂一個、シンプルなんだけど、日帰り入浴500円にバイカーとか、けっこう来てて。良く知ってるなぁ…
ご近所さんも入りに来てるみたい。
大きな温泉街じゃないから、共同浴場みたいのも無さそうだし。
ここのお湯、源泉温度63度くらいでかけ流し、無加温、無加水、無循環のバッチリ純温泉なんだけど。
エネルギーがビリビリくる、けっこうパワフルなお湯で、気持ち良いお湯。サイコー。
熱すぎて手で受けて呑めないけど、空のペットボトルでも持ち込んで飲めば、案外柔らかい、クセが少ないお湯で。美味しいし。
個人的に超ウケるんだけど、ここのシャワーも源泉からひいてるらしくて、お湯しかでないし。

そもそも、お水の蛇口が風呂場に無いから、オカマ的な生物がここに入浴して、
「アチっ、むりむりー!加水しないと…」
って、じゃぶじゃぶとアホみたく水道のお水を浴槽に放水することがインポッシブルなわけ。
サイコーじゃんね。
7月の猛暑な日だったし、浴槽湯温は体感で46℃。
最初はさらに熱く感じるけど、入っちゃえばそうでも無いし、5分も浸かれば汗ダクで気持ち良いじゃんね、サイコー。
お部屋がね、今回は三階だったの。
真夏じゃなければ全然問題ないんだけど、真夏は2階がベター、お風呂からエアコン効かせた部屋までの上り階段が、暑かった…
で、この宿、ごはんも美味しいって評判も気になってて、当然1泊2食付で予約したんだけど。


宿の真ん前を流れる狩野川は、関東では有数のアユ釣りのメッカで。



この宿、鮎釣りの大会でも使われるみたいで、あの敬愛して止まない故 矢口高雄先生直筆の…


ここ一二三荘の板長さん、アユ釣り名人でもあるみたいで、ざっくり7〜9月だけ「鮎尽くし料理」をお願いできるってんで。
嬉しいじゃんね、そもそも釣り物の天然鮎なんて、なかなか食べれないし。
栃木県の那須のあたりを流れる那珂川も鮎釣りのメッカだけど、あの辺にある「観光やな」は、当たり前だけど養殖鮎使うときもあるじゃんね。

実際、「どうしても天然鮎食べたいー!」って熱く思っちゃっても、案外そんな飲食店って無いもんで。
ここ大仁、かなりド田舎だけど、ここにある「鮎茶屋」も基本的には養殖鮎だって。

そりゃね、大雨続けば鮎のごはんの苔が落ちちゃったり、そもそも増水してたら鮎釣りできないし。
だーかーらー、めっちゃ楽しみで。
一二三荘の鮎尽くし、もう徹底的に「鮎尽くし」だった…

箸置きまで、鮎。
そうそう、肝がしっかり苦い鮎だから、瓶ビールでも美味しく食事できるけど。
2本持ち込みすると、なんか楽しいじゃんね。

僕は、こないだの南イタリアで旨さにびっくりした、エミリア・ロマーニャのFagnanoの薄赤。
一緒に行った北鎌倉のシェフのチョイスは南仏BanyulsのKaban。こっちも薄赤。
似たようなこと考えるじゃんね…

器とか盛り付けとか、民宿って感じじゃ既に無いんだけど。

南蛮漬け?旨いなぁ。
ちょい小ぶりで、アタマから尻尾まで柔くて美味しい〜。

お鮨、可愛らしい一匹握り。
ご馳走じゃんね、鮎への愛を感じる〜。

鮎の卵の塩漬け、これは日本酒欲しいシリーズ… ごはんでパックンチョだ!

おっきい鮎の甘露煮は、これも美味しいなぁ、甘いから薄赤ワインたちはちょっと合わないなぁ…
甘さのあるマルサラとか?日本酒かなぁ。

鮎のお刺身とセゴシ。
鮎って、けっこう歯応えあって身がしっかりしてんだね… すっごい美味しいじゃんね。
川魚=生臭、ってイメージが子供の頃からあって、小学生のときに貰い物の管理釣り場ニジマスのお腹に目一杯ぶっといミミズが詰まってた記憶が…
でも、鮎は苔食べてるイメージで、例外的に美味しく食べちゃうんだけど。
この鮎のお刺身、びっくりな美味しさー。

塩焼きー!焼きたてー!
やや大きめだから、アタマの骨はやや硬かったけど、アタマから丸々食べるのが天然鮎の塩焼きじゃんね。

鮎茶碗蒸しー、穏やかに美味しい〜。

むむむ、蒸し物は蒸したて、焼き物は焼きたてで出てくるー!
この鮎干物だけは養殖鮎なんだって、「干物はアブラ乗ってる養殖鮎のほうが美味しい」ってことらしくって。

鮎って、味わいが強くなくハンナリした感じで、干物も美味しいなぁ。

あああー、これが鮎尽くしの最後のお料理、炊き込みごはんだー!

お米も美味しいのよねー。
神奈川で売ってるの見たことないけど、中伊豆を走ってると、けっこう水田多いからなぁ。
しかし、どの料理も味付けがあっさり薄味目で、こんだけ食べてもお腹軽やか。
これは、毎夏着たい宿じゃんね。うひょー!
…
1時間に1回、頑張って階段下り上りして、何度も何度も入湯して。

疲れが溜まった2人は気持ち良さそうにスヤスヤ(ぐごー、ぐごー…)。
お風呂、夜は23:00まで、朝は06:00から。
朝ごはんも凄く美味しいし。

今回は寄らなかったけど、クルマですぐ近くに純冷泉が超気持ちイイ「湯の国会館」も、目立たないのに地ネタも握りもサイコーの「あやめずし」もあるし。
伊豆半島は行政区分としては駿河国=静岡県だけど、実質的には相模の国=神奈川県の準州ってことで、これからもちょいちょいとプチ湯治に行きたいなぁ。



コメント