にゃー🐈️ ニャロです。

日本の大手メーカーって、年に3回の工場操業休みがあるのよね。
それぞれ1週間ちょいずつ、正月休み、ゴールデンウィーク、お盆夏休み。日本らしいタイミングじゃんね。もちろん、その代わり祝日は勤務日になってて。
大手メーカーの工場が1週間休みなら、そこに部品や素材を納入する下請け企業もお休み、その地域の飲食店やサービス業もお休み、物流もお休み。
それに合わせて、デスクワーク部署も営業部署も、人事も総務もみんなお休み。お休みのスパイラルなわけで。
だから、サラリーマン労働者大国の日本では、飛行機のハイシーズン料金だけじゃなく、ホテルも旅館もハイシーズン料金だし、飛行機も新幹線も高速道路も大混雑。まさに団体行動大好き民族じゃんね。

お盆夏休み期間の海外ツアー料金は、当然マックス。閑散期の倍じゃんね⇧
みんな大好きな伊豆伊東温泉の「ハトヤ」なんて、僕が大学生住み込みバイトした30年前の正月料金が1泊1名5万円。

家族6人で正月三が日を3泊すると、
5万円✕6人✕3泊=90万円
チャンバラトリオのショーを観ながら、大学生バイトが盛り付ける出来合い惣菜の前菜盛り合わせとか、おカネ余ってる家族って多いんだなー、って思ったわね。通年同一料金の民宿なら、5500円✕6人✕3泊=10万円で済むのに。
不公平に見える資本主義だけど、「選べる」ってのはフェアで自由だし、旧ソ連時代みたく全てが配給制の社会主義なんて、ノーサンキューだし。
小僧寿しが無くなってスシローが元気一杯なのも資本主義だからだし、すきやばし次郎かスシローか選べるのも資本主義だから。
不人気な企業が潰れるからこそ、人気企業が元気一杯になれるフェアな社会じゃんね。


選択できる自由って意味だと、職業も選択自由じゃんね。
鮨握るとか、建築士の資格とって修行するとか、激安アルバイトや激安社員雇ってコンビニ経営したり、いわゆる「手に職」つけたり無かったりで独立経営者になってもいいんだし。ハイリスクだけど、当たれば大儲け、外せば倒産するだけだし。
自分の履歴書と職務経歴書を登録して、マッチングアプリみたく欲しい奴隷スキル持った応募者に企業が声かける「BIZ REACH」に登録して、少しでも条件の良い労働者ポジションを探求するのもアリだろし。

あ、ビズリーチの「スカウト」ってのはかなり誇大解釈で、実際は「履歴書見る限りだと雇ってやる可能性あるけど、面接次第だから実際はスカウトじゃなくて一次足切り通過ってだけ」、だけど。大谷翔平さんみたいな実力とスター性があれば別だけど、鏡見れば分かるじゃんね…
でさ、資本家はね、親の遺産とか宝くじ大当たりとかしなくても、セコセコと労働者給料貯めて、ムダ遣いしないで、例えばオーナー兼の分割権利「株式」を買い貯めていけば、運良ければ40代くらいには資本家メイン労働者になれるかもね。
自由って、選べるってことじゃん。
安定してそうで、実際はそんなことない労働者リーマン業だけど、

自分が雇用されてる企業が上場企業だったら、毎四半期に発表される決算資料読んだり、実際の受注状況や工場の稼働状況を社内でリアルに知れる社員なんだったら、株主オーナー資本家より情報的に有利なのに、まるで資本主義赤ちゃんみたいな⇧「家買ってしまったひとはどうすれば…」だなんて、おめでた過ぎじゃんね。
こうゆう「他人頼み、企業頼み」なチョロい労働者がいっぱいいたからこそ、戦後日本の大企業護送船団方式でアメリカから製造業ビジネスを激安かつ異常な高品質(いくら品質検査しても人件費激安かつバカ真面目労働者の宝庫だったから…)で奪いまくって、挙句に中国やアセアンに製造拠点移して日本のコピー製造業は全面的に死亡遊戯…
一方で、労働者リーマンさんたちも、ETF真理教の信者さんたちみたく、「決算書とか見る時間無いし、見たくないし、良くわかんないし、ETF買って放置すりゃいいらしいし」ってのと同じ、自分の人生を人任せ運任せにしてんだったら、その結果を甘んじないとねー。当たり前。

「十数万人の仕事が無くなる」って、そりゃ生産移管する九州工場とか、シェアを奪ったアメリカや中国企業の工場ではお陰で仕事が増えるし、もしくはロボットメーカーの受注が増えたりするんだから、自分に労働者としての付加価値がある「本当に企業収益に貢献できる労働者」なら引っ越しして労働すりゃいいじゃんね。
ニンゲンには寿命があるし、世の中不公平不平等だってリアルを認める客観性があれば、
・企業だって、変化しなけりゃ寿命あり
・そろばんがスーパーコンピュータに進化してんのに、江戸時代からゴマすり技術進化してないなら…
・余程の天才とかじゃなければ、1人だけで稼げる金額なんて決まってるわけで、大会社の給料が高いのは安い賃金労働者からピンハネしてるからだって真実を理解すれば、自ずと…
やだねー、近代〜現代の戦争で死ぬのは兵隊さんだけ(軍隊の労働者)。将軍とか経営者的な軍中枢のオッサンたちは葬式で嘘泣きするだけだし。
生豆でキロ3000円のコーヒー豆を、上手に焙煎してキロ9000円(100g 900円)で売る個人事業的小売業を想定すれば、めっちゃわかりやすいし。
投資をケチって、1回で250gしか焙煎できない手回しガスコンロ焙煎だと、15分に1回焙煎して、仮に1日8時間焙煎して、月に22日焙煎しまくったとしても、月に焙煎できるのは176kg。
焙煎すると、ざっくり10%以上軽くなる(水分が飛ぶ)から、販売できるのは多くて160kg。
だから、実家納屋で、ガスボンベ代とか無視しても、生豆の原価53万円に対して売上144万円。純利益約90万円。
でもねー、そんな手回しガスコンロ焙煎のコーヒー豆を、月に160kgも売れるかっていうと、まー不可能じゃんね。世界焙煎コンテスト世界一とか、「手に職」がある焙煎士ならまだしも。
だって、160kgのコーヒー豆って、200gのパック換算で900パックだよ。どうやって売るのー?
お土産屋さんやコーヒー屋さんに売り歩く営業したら、営業にかかる時間や交通費がかかるし、そもそも買ってくれるのか、って話。
生豆3000円のコーヒー豆、スゴい美味しく安定して焙煎できても、まあ売れて100g 700円前後だろねー、なんかハッタリ効く「何とかコンテスト優勝」とか「芸能人○○さんご愛飲」とかあれば別だけど。
なんとかコネやツテや、ネット販売で月に200g 50袋(=10kg)を100g 700円で売れたとして、月の売上は70000円。100袋売っても140000円。これが、個人事業のリアル。原価引いたら、生活保護費の半分以下。
だから、経済的な戦争(=経済活動)においても、武力的戦争でも、団体戦は圧倒的に有利なわけで。ランボーじゃないんだし。

だから、大手企業のサラリーマン労働者の平均年収のほうが中小企業より高いのは当たり前なんだけど。
例えば、世界中の人類が中毒的に愛用してる石油のメジャー企業「エクソン・モービル【XOM】」なんて、世界中の社員数61000人で、直近四半期決算の純利益70.8億ドルだかんね。

それって、日本円換算で従業員1人あたりの純利益1800万円。通期換算したら、7200万円だかんね。純利益だかんね。
当該2025年4〜6月の原油価格がどうだったかなんて、スマホをポチッとすれば猿でもアリンコでもわかるけど、

絶対値として高いか安いかは知らんけど、ここ数年内だと安値圏だった時期でこの純利益。うへー、人類って石油好きやねー。
そんな大儲けな大企業のサラリーマン労働者として高給取りリーマンやっても楽しいのかもしんないけど、猛烈に高性能で廉価な蓄電池が実用化されたらアレかも知んないけど。
しかも、ソコソコも猛烈なタスクやKPI(労働者奴隷の評価指標)が課されるし、いくら頑張っても指標悪けりゃ減俸や解雇が待ってるし。
でも、資本家って手段もあって。
最悪、その企業が倒産して株価ゼロ化すると投資したマネーはゼロ化するってリスクはあるけど。
その代わり、企業が大儲けすると、取り分がドカッと貰えたりするわけで。
しかも、流動性がかなり高いから、余程の大暴落タイミングとかじゃなければ株式売却できるしね。退職代行頼まなくても、証券会社のオンライン取り引きで「売却」ポチッとすれば、まあ現金化できるし。
更にお気に入りなのは、経営者も労働者も人生の時間をかなり奪われるけど(やりたい事なら全然良いんだろけど)、株主的資本家は1日1回ポチッと株価推移みたり、年4回の決算報告書を確認するくらいしか貴重な時間を浪費しないことなのよね、ありがたい事に。
ってわけで?
人生を他人に委ねる労働者
人生を自分で切り開く経営者
勝ち馬に乗る資本家…
どれでも選べる日本って、最高じゃんね〜!

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