2023年第3四半期決算は軒並み残念だけど…『キャリアリンク【6070】』『東海カーボン【5301】』『キヤノン【7751】』

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株式投資

にゃー🐈 ニャロです。

火曜日、朝から湘南エリアは大荒れだったじゃんね。朝っぱらは風速15mの南風ビュービュー吹いて、11月だってのに春一番みたいだったし。海は大荒れ、ドラゴン太刀魚釣りたいのに、こんなウネリの裏磯行ったら確実に波に呑まれて死んじゃうし。

まだ死ねないしね。来月のラウラ・パウジーニさまのワールドツアー in ROMAまでは死ねないじゃんね。ってか、来年シチリアも行きたいし、サヴォワも旅したいし、福島も能登も和歌山も… 忙しいのよ。死んでるヒマ無いわけ。

で、水曜午前は北風に変わったから、久々に波乗り。一本だけ、ナイスな波に乗れて、幸せ。

ところで、株式市場は第3四半期(3月末決算の企業は第2四半期)決算発表で、ワチャワチャしてんじゃんね。僕が株主の日本株の時価総額上位4社のうち、3社が「通期見通し引き下げ」「大幅減益」とかで、株価がドーンと下げたのよね。ははは。

唯一、「マブチモーター【6592】」だけが増益。国内自動車業界が半導体不足とかネジ工場爆発とかの供給問題一息ついて、生産が盛り返してるっていう当たり前な要因。ま、今年通気の配当見通し150円/株(買値ベースで税引き後3.20%)ってしっかりしてるし、当面は様子見ながら放置でオッケーじゃんね。営業利益率見通し10%超えは、円安下での輸入型企業として超立派。経営者のオッサンたち、エラい!

で、他の3社の決算がね、なかなかエグいんだけど。

若干サプライズだったのが、愛する派遣企業「キャリアリンク」。11/2に通期見通し修正を発表したんだけど。

黒字は黒字なんだけど、なかなかガッツリな見通し下方修正じゃんね。で、僕にとってのサプライズは、「一般競争入札が増加」って一文。

役所のマイナンバーカードとかのアウトソーシングの入札で、まさか一般競争入札するなんて、これはめっちゃ想定外。リスクとってコストを抑えるなんて思考回路を地方自治体が持ってるなんてね。国民としては褒めたいけど、株主としてはビックリ。

一般競争入札になっちゃうと、入札参加企業数が絶対的に増えちゃうし、つまり入札価格も下がっちゃうじゃんね。そんな業務丸投げアウトソーシングで一般競争入札なんてやっちゃったら、また年金問題みたいな事態になっちゃうリスクが増加すんのに…

まーねー、こんだけ下方修正して、しかも要因が「想定外」だと、そりゃ株式市場は反応するじゃんね。イッキに20%以上株価下げたねー。

うーん、でもね、この状況でもきちんと黒字確保してるし、何より期末の配当を変更無しにしてるから、これは「継続保有」だわね。ビジネスモデル自体は、僕好みだし。

今期配当120円は、買値ベースで税引き後利回り5.71%。来期に向けて経営者のオッサンたち、頑張ってね〜。

んで、ちょいと前の決算発表だったけど、こんだけ円安進んでる期なのに通期売上の下方修正しちゃった「キヤノン」。通期利益は円安のおかげで維持だって。

そりゃ国内生産回帰進めてんだから、そりゃ円安は快適よね。

いったん、株価は▲10%まで下げたんだけど、そんな悪い数字じゃないし、その後はホドホドに戻して⬇

御手洗お爺ちゃん、ホント元気よね。買値ベースでの今期配当見通し140円/株は、税引き後利回りで3.31%。メディカルと半導体装置と監視カメラで成長路線が見えてきてるし、当然「継続保有」じゃんね。

「キヤノン」の最大のリスクは、やっぱカリスマ経営者が88才でCEOやってるって、ね、いつぽっくり逝ってもおかしくない超高齢者なんだもん。亡くなったり入院したるりしたら、やっぱ株価暴落すんだろうなぁ。元気なうちに、デキる後継者に禅譲してほしいわよね。

で、「東海カーボン」。こっちは、欧州の鉄鋼市況がお寒い状況だってんで、減益▲11%の下方修正。

ここも、なんとも良い会社よね。主力製品の黒鉛電極が不調でも、たった減益▲11%で200億円も純利益だしちゃうなんて、うっとりしちゃうじゃんね。

ビル建てるにも自動車造るにも不可欠な鋼材(鉄)。作るには、鉄鉱石と石炭でジャンジャン二酸化炭素排出する(高炉)か、スクラップ鉄とかを電気の炉で溶かして造る(電炉)しかないんだし、鉄が無かったら欧州は原始時代に後戻り。するわけない=欧州の鉄鋼生産はそのうち復活するはず=電炉用黒鉛電極もそのうち復活するはず。安心じゃんね。

だから、減益発表した今日の株式市場はネガティブに反応したけど、

買値1065円/株ベースでの配当見通しも、税引き後利回り2.7%だし。

これも当然「株式継続保有」じゃんね。

つまり、株価(=株式市場に参加してるギャンブラーたちや色んな人類たちのリアクション市場価格)は下げたけど、別にこれら3社の企業価値の本質に変わりは無いし、配当見通しも変わり無いし。あー良かった。

中華人民共和国の不動産関連でドドドーンと連鎖倒産からの大不況がくるのか、なんとか共産党樣のご指導や借金でなんとか凌げるのかで、銅市況は大きく動きそうだけど。でも、贅沢を覚えちゃった中国人民たちをあんまり貧乏にすると、そりゃ暴動が起きちゃうじゃんね。

そうさせないために、十八番の日本イビリを始めるか、アメリカとの衝突覚悟で台湾侵攻するのか。近平さんも、悩ましいとこだろね。ホント、あの国の考えることとやることは予測が難しいわ…

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