にゃー🐈 ニャロです。
完全に春じゃんね。
今日の鵠沼エリアは気温17度、梅は完全に満開で、近所のミモザは咲き出したし。
そして、藤沢市長選では現職74歳壮年の現職が四選。
鈴木爺さん、市長満期の78歳まで頑張ってね、世間一般でもリーマン労働者さんたちは実質定年80歳だし、こないだナポリで80歳現役のピッツアイオーロお爺ちゃんの焼いたピッツァも美味しかったし、全く問題無し。
問題は、落選した相原さんなる候補だったオバサン。選挙カーがスピーカーで流してたのが、
「防災対策はとっても大事です!」
フムフム、まぁ、無駄な防波堤やら津波避難高台やら、不様で無意味だけど、おカネが動くから建設工事業者たちはヨダレがでちゃう話ね。
「ワタシは、防災対策を頑張ります!」
色々建設工事業者からの札束お歳暮とか貰えそうだしね、税金だけじゃなく借金までムダ遣いすんのが政治家だしね…
「ワタシは、ペットの災害時避難所の建設、整備に力を入れます!」
… バカ過ぎ…、ペット用の災害避難所?おいおいおい…
ペット飼うのは自由だけど、うちのイタリアンパセリ畑にやたら自由にオシッコしてくペット犬たちはイヤだけど許すけど、ニンゲンが死んだり水食料が足りなくなる激甚災害時に市役所職員は市長指示「ペットに毛布を」「ペットに餌を」「猫砂を」「チャオちゅーるを」…
政治家のおシゴトは、限られた予算(税金とか赤字国債借金とか)の使い途の優先順位を決めること。ある意味斬新な政策だけどさ。
ペット飼ってる飼い主が災害対策に別荘借りたり猫砂買い占めんのは自由だけど、まさかの市長選の選挙運動で「災害時のペット…」て… 26000票投票した藤沢市民、みんなペット避難所を熱望してんのかな。ライオンとかヘビとかコウロギとかアロワナもペットだけど…
そんな平和な令和六年の春、テレビではやたら「新NISAだし株高だし」みたいなニュースが流れまくってて、隠居生活を送ってる『FIRE』マンとしては笑っちゃうんだけど。
「投資」すんの…は自由だし、自分のおカネをどう使うか浪費するかなんて自分なんだから、クルマ買ったりアイフォン買ったりバンジージャンプしたり貯金したり自由なんだけど。
「面白いなぁ」って思うのは、例えば最近株価が爆上がりしてるアメリカの半導体メーカー「NVIDIA【NVDA】」。サラリーマン労働者の必要数をじゃんじゃん減らせる「AI」技術に不可欠な半導体「GPU」で圧倒的な競争力を持つ企業らしいけど、
ついに企業時価総額が275兆円だって。こうゆう企業が次々に出てくるアメリカって国は、軍事力だけじゃないのよね。最凶の軍事国家かつ経済国家じゃんね、数字からして。
んでね、別に急にここ数年で「NVIDIA」が素晴らしい会社に変身したわけじゃないし、ものすごい新発明が発表されたわけでも不祥事があったわけじゃないのに、ちょっと前の2022年内は株価サゲサゲで300ドル/株から100ドル/株に年間▲66% って下落したんだけどさ。
株式投資って、「投資」じゃん。だよね。
リスト取って儲けたいってことじゃん。株券が紙切れになるリスク取って、運良く儲かるか大損コクか、単純で当たり前なんだけど。
でも、株価が100ドル近くまで下がった大バーゲン価格だった2022年末に「NVIDIAでしょ、今買えば大儲けのチャンスだよ〜」って叫んでた株式投資アナリストさんって、いたのかな?
なぜか2023年の約1年間でNVIDIAの株価が約7倍になってから、馬券予想屋アナリストたちは「NVIDIAまだまだいくぜ~」とか「NVIDIAの流れで、AI関連銘柄が熱いぜ~」とか。
… 別に自由だけど。なんで同じ企業を安く買える(株価が安い)ときに騒がないで、高く買え買えって騒ぐのか、バカらしいなぁって思うのは、多分僕だけじゃないはずなんだけど。企業業績なんて、決算数値に現れるのは「過去の結果」なのに。
まぁ、当たり前じゃんね。
「買わせたいヒトたち」=株式売買さえ盛んになれば儲かるおシゴトの労働者さんたち。証券会社は証券売買手数料で稼いでるから、アホな庶民が「へー、儲かりそう!」って妄想して株式購入さえすればオッケー。そのあと株価が上がっても下がっても「そんなの関係ねぇ」し。
株式投資の雑誌とか本は「本が売れればいい」し、証券アナリストとか投資アナリストとかって預言者さんたちは「神は必ず信ずるものを助すく」とかって適当妄言言いたい放題。
そして、「株価上がってるらしいねー」ってんで、株式を「買いたくなっちゃう」無知な庶民も存在するじゃんね。「だって、仕事しないで、投資するだけで儲かるなんて、最高だし羨ましいじゃん」って。そりゃそうだけどさ、ナンで安い時に欲しがらないで高いときに欲しがるんだろ。
釣り竿買うときは「うーん、シマノの新品は絶対安心だし欲しいけど高いし、コッチノーブランドは毀れそうだし、ダイワの中古で我慢するか…」みたく、ほんの数千円の違いに悶々とするくせに、
「あれ、かぼちゃ高い!今日はじゃがいもにするか」って、ほんの100円の違いにも敏感だったりするのに。
でも、「半導体」がナニか知らないで半導体メーカーの株式買ったり、「AI」がナンだか一般常識レベルしか知らないでAI企業の株式買ったり。
最高じゃんね。株式市場は麻雀みたいなもん。全員が儲かる慈善団体じゃないかんね。株式投資参加者たちの掛け金総額(投資総額)を奪い合うのが株式市場。スーパーラッキーで一回勝つ半荘があるのは麻雀と一緒だけど、50半荘をプロ雀士たちとやったら、どういう結果になるか、ってだけ。
僕が保有してる株式には、正直「よく分かんないけど、ギャンブル的に買ってみよー」って銘柄もいくつかあって。お勉強銘柄って感じ。例えば、日本のAI企業『PKSHA【3993】』⬇
2019年2月=まだ僕がリーマン労働者だったとき。サラリーマンならわかるじゃん、「この仕事はニンゲン不要だなー、AIと変えてくれよ、このポンコツ部下」って思う瞬間。
例えば、毎日毎日同じことの繰り返ししてる「出荷処理担当」とか「給料計算」とか「サンプル作成依頼作成」とか。誰がやっても同じ作業で、しかもニンゲンの労働者は「サボる」し、
ナマイキに「賃金上げろ」とかストライキとかするし。
そして、故障だらけだし。
ニンゲン労働者じゃなきゃ出来ない労働もあるけど、
「AIは資本家や経営者にとって新世代の優秀な奴隷労働者」だなーって、そんな単純過ぎる理由で、ほぼ無知なAI企業「PKSHA」の株式を800株買ったのよね、5年前に。
4317円/株で買って、その後7000円までグイグイ上がったら、ドド~ンと下落。1300円代まで下がったじゃんね。ウケる!そん時の含み損は800株✕▲3000円=約▲2400000円 / 約▲70%。僕の苦手な「損切り派」教徒さんたちだったら、▲15%くらいで損切り売却してただろなー。
んで、現時点で株価は決算数値とNVIDIA AI銘柄フィーバーに影響されてか、買値から+36%/+1573円の5890円/株。面白いわね、人類って。「損切り」って、売買手数料を稼ぎたい証券会社からお小遣いもらってる作家さんたちの作文な気がするのは、僕だけなのかなぁ…
まあ自由だけど。この「PKSHA」、まだ無配当企業だし、2019年から5年間で含み益+36%って、年間平均に均すと年間+7.2%、全然ダメダメってわけじゃないフォーマンスだけど、当然「波待ち継続」。だって、今売却して「利益確定」させたら、+36%の利益の20.315%は売却税で納税することなるから、税引き後で手取りで残る利益は約28.7%。年前パフォーマンスは5.7%。それって、アメリカ株のちょいと配当が良い企業と同じレベルのパフォーマンス。
だったら、恐ろしい「よくわかんないAI企業にハイリスク投資」なんてしないで、税引前で配当利回り9%超の「ブリティッシュ・アメリカン・タバコ【BTI】」とか買うじゃんね。
こんなハイリスクとったからには、最低でも株価2倍〜3倍くらいじゃないと割に合わないし。
しかしまぁ、どうせ株式投資するなら、優良企業をバーゲン時期に買うほうがいいと思うんだけどなぁ…
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