にゃー🐈 ニャロです。
南信州、それは、不思議な場所。
天竜ライン下り、なかなか雰囲気ある渓谷をエンジン付きの舟が上り下り、
お客さんたちが戻るまで、ぬる冷たい「りんご足湯」で待ってたり。
メッチャ気持ちイイ「赤沢森林鉄道」。自分だったら絶対来ないけど、バスツアーで寄ると案外良いじゃんって場所、多いのよね。
標高1000mの赤沢森林公園、チラっと紅葉のハシリみたいな葉っぱもあって。空気は抜群に高原というか、森林浴というか。たまには山も悪くないじゃんね。
なーんて、ツアコンアルバイトやりながら旅しちゃうなんて、セコいじゃんね。うん、だってセコいんだもん、僕。
来年あたり、海外ツアーのツアコンに行きたいなぁ。自分じゃ絶対に旅しようと思わない、ヘンテコな旅先にいけそうじゃんね。
だからさぁ、最近やけに耳にするセリフ。
「●●セコい！」
「●●おカネばっかり…」
…
うーん、それは事実でもあるし、事実では無いとも言えるじゃんね。
誰もみない、この記事をもって僕の真実を語らせてもらうならば、ですね。
僕は、「おカネの事ばっかり考えたくない」から、『FIRE』したわけで。そうなのよ、マジで。
だってさ、庶民に生まれて、遺産も財産もない人間がさ、生きていくには、最低限の「おカネ」が必要じゃんね。ビールやゴミ袋やプリンや味醂やじゃがいも買ったり、電気水道代払ったりすんのに、「おカネ」は必要じゃんね、ね？
DAISOで釣具買ったり、鈴木屋でワイン買うのに、釣ったイワシと交換してもらえないし。大好きな川口武亮さんの器、メルカリでタコと交換してもらえないし。どうしてもっていうなら、タコをメルカリで売って、その売上で器買うとか？なんにせよ、取引を媒介する「おカネ」が必要よね。
でさ、色々な生き方があるけど、僕はそこそこ長い期間、サラリーマンやってたじゃんね、ね？
でね、サラリーマンって、満員電車で通勤するんだけど。なんのために通勤するかって、そりゃ「お給料」、「おカネ」を貰うため。趣味でもやり甲斐でも運命でもなく。当たり前、よね？
限られてる自分の人生の時間の一部を企業に売って、自分の脳ミソと肉体を労働に捧げることで「お給料」なる現金を受け取るわけじゃんね。もし「イヤイヤ、やり甲斐ですよ、当たり前じゃないですか」ってサラリーマンがいたら、一ヶ月間でいいから、ボランティアで通勤して会社勤めしてみりゃいいじゃんね。
そりゃそうじゃんね。自給自足の生活だって、食料のために畑仕事とか労働するんだし。まして、サラリーマンなんて、文字通り「サラリーのためにココロを無にして上司の指示通り動くマン」。何故かって、そりゃお給料のため。
⬆「幹部社員」って言ったって、たかがサラリーマン労働者の一員。上司命令だったら、法律なんか当然無視じゃんね。だって、逆らったら干されちゃうんだもん。馬鹿らしいけど、サラリーマンとか軍人とかヤクザさんとか、同じ倫理観の世界で生きてるかんね。ダサ…
極一部の、変態的な「家族や友人に怒鳴り散らすと嫌われるから、会社で部下を怒鳴り散らさないとスッキリしない」おっさんとか、「もう死ぬまで会社勤めしたい総務部92才」おばあちゃんとか、それも自由だけどさ。それは「おカネ」のためじゃなく「趣味」とか「生き甲斐」のための通勤だから、まぁ例外じゃんね。
だからさ、大多数のサラリーマンは、「おカネ」を稼ぐために通勤してるじゃん。しかも、アホ過ぎる上司命令にも、
「はい、喜んで〜！」。
つまり、『FIRE』しちゃえば、おカネのために労働しなくて済むし、アホらしい精神的肉体的従属からもエスケープできるじゃんね。
つまり、釣り場とかでボケーっと釣りしたり、ワインバーでグラスをぐるぐるぐるぐる回したり。曜日も日数も無制限で旅に出たり。したい事をしたい時にやれるじゃんね。原始人みたく。
江の島裏磯で、深夜から仕掛け投げて投げて投げ続けて、アタリが無ければ星空を見上げたり、今朝の鵠沼ビーチでロングボードしたり、それは「セコ」くないし「おカネばっかり」じゃないわよね？でもさ、それだけじゃ生きていけない。じゃあ、どうする？
モチロン、もう二度とサラリーマン労働者には戻りたくないし。寝てる時間を除いたら、人生の7割以上を「タコな上司にヘコヘコ」と「35℃超え暴力的真夏日び密集通勤、通勤バスのエアコンは環境対策で止まってる」な時間に費やすなんて、あり得ないじゃん。
だから…
「おカネ」は大事に使うじゃんね。「おカネ」のムダ遣いって、庶民にとっては「自分の人生時間のムダ遣い」なんだもん。親からマンション2棟相続して、毎月家賃収入が800万円だったり、遺産相続で5億円貰ったり、そんな貴族階級なら「おカネ」いくらでもムダ遣いしても大丈夫だろけど。
僕なんて、税引き後手取りで年間300万円前後しかない株式投資の配当金なんて、ムダ遣いできないじゃんね。今年は増配とか円安で、もうちょっと多いけど、逆に減配とか円高なれば配当は減るし。
サラリーマンなんかに再度なっちゃったら、馬鹿みたいな「ブルシット・ジョブ」とか、脳ミソがアニサキスに食い散らかされてる執行役員の怒声を聞かされたり、会議中に熟睡してる部下に注意すると「花粉症のクスリ飲んでるんだから、眠くなって当たり前ですよね」ってキチガイな人類を部下に持ったり。そんなの「生きがい」でも「やり甲斐」でも無いわよね？
そんな苦痛な人生のムダ遣い時間と引き換えに受け取った「おカネ」を、
「高速バス最安値3000円なのに新幹線で15000円払う」とか、
「釣ればタダなのに、魚屋さんで100g 800円の真蛸買う」とか、
「オーケー(スーパー)なら1缶188円のプレミアムモルツをセブンイレブンで220円で買う」とか、
サラリーマンだったときの時給換算って、平均するとザックリ3000円/時、くらいかなぁ？税引き後、社会保険料やら引いた手取り年収が500万円と仮定すると、通勤時間や自宅でお仕事準備したりも含めた「サラリーマン業に捧げる年間総時間」は約3520時間(220日✕16時間(8時間労働＋昼食1時間＋残業3時間＋通勤往復3時間＋自宅での通勤準備1時間帯 ))だから、
500万円➗3520時間🟰1420円。わお！激安王じゃん。
「お昼の休憩時間とか、通勤時間なんて、労働時間じゃないじゃん、変な計算だ！」って？
ハハハ〜、好きで会社の食堂でお昼ごはん食べたり、毎日厚木や伊勢原の山奥まで通勤するヒトなんて、マニアックな極一部のサラリーマン愛が激しい人類だけじゃんね。1時間あれば、鵠沼ビーチでバッチリサーフィン遊べるのにさ。
そう考えると、迂闊にムダ遣いできないわけ。
一杯1100円の、美味しいクラフトビールとか、「ウンウン、美味すぎるし、この一杯無しには今日という日はあり得ない」って確信があるから、ビアバーに呑みにいくし。
イタリアまで往復22万円の飛行機代も、「イタリアに行かずに死んだら、どんだけ哀しくて後悔するか。それに、徒歩でイタリアまで行ったら大変過ぎ。それに比べたら、お値打ち」ってことで支払うし。
こないだ、北イタリアの町で、宿に入れなくってレンタカー野宿したんだけど、狭いSKODA OCTAVIAの車内は暑いし腰痛いし歯磨きすら出来ないしシャワーも浴びれないし。そんな経験すると、一泊5000円の宿代って、実に価値があるって実感するし。でも一泊20000円とか、あり得ないし。
美味しくない残念なピザに500円払うくらいなら断食するけど、素晴らしく美味しくって愛に溢れた飲食店で10000円支払うのは当たり前だし。
麻雀で5000円負ける夜があっても、年間トータルでは勝つ見通しがあるから、笑顔でお支払いするし。当たり前じゃんね。
ってわけで、「僕の真実」としては、
「自分の人生時間のムダ遣い」は絶対したく無いから、一見『セコい』と思われるおカネの使い方をしている、のであります。ハハハ〜。
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