にゃー🐈 ニャロです。
増毛(ましけ)で甘海老とか香料チックなさくらんぼソフトクリームまで食べて、車内は眠りの国状態。僕も軽く眠いような気もするけど、クルマは空知の栗山町に向かうわけ。
なんでかって、こないだ4月に畑のお手伝いした『kondo vinyard』の近藤さん、1日だけお手伝いした『ワインばたけ浦本』の浦本さん、『中澤ヴィンヤード』の中澤さん夫妻と、夕食なんだもん。事故とかするヒマないし。
北海道の7月は日が長いじゃんね。16:00に増毛のお隣の留萌を出発して、栗山町についたのが18:30くらい。夕食は19:00のお約束だから…
来ちゃった。懐かしの「モセウシ」畑。また来年の4月にお手伝いにくるかんね。
モシャモシャと伸び盛りの7月頭、ちょうど開花時期なのね。ゴリラみたいに獰猛に葉っぱもツルもワイルドになってた北イタリアの葡萄畑より繊細な感じ。「花振るい」無く開花時期を過ぎますように(祈)。
さ、お店に向かうわよ。『サメオト』さんって、モチロン初めて伺うんだけど。何やら、エラくこだわりのお店らしいの。
うわぁ、こんな景色を見下ろせる高台にあるお店なのねん。歩きじゃ厳しいのねん…
入るのに躊躇しちゃう感じのオシャレな建物じゃんね。こんな人口11300人の栗山町のど田舎に…
ちなみに、このお店、前に来たことある「くりやまアンド・アム」の近く=めっちゃ町外れ。
飲酒運転撲滅の使徒たる僕たちは、最寄りの温泉付き一流(な名前)ホテル「くりやま温泉パラダイスヒルズ」を予約したんだけど、
この宿から『サメオト』まで片道1.8kmの登り坂。帰り道は冗談抜き真っ暗でクマ出没の心理的恐怖もあるし、タクシーがいいんじゃないかしら…
貴族が通う美容院みたいな内装にビビっちゃったけど、ここまで来たら着席するしかないし。
地元の方々のワインだけじゃなくって、こだわりセレクトな欧州ワインも出てきて。こないだの北イタリア旅でも思ったけど、尖った鋭い飲食店ってど田舎で営業すんのがナウいみたい。
ハシリ(この日は7/3、まだ北海道のとうもろこし畑は殆どが生育途中だったの)のとうもろこしの冷製スープとか、
ワインが進んじゃうおつまみ盛り合わせみたいなお盆とか、
えーっと、ソイ、だっけ?お魚の種類は忘れちゃったけど、お皿は広島県の陶芸家 掛谷康樹さんの作品。ちょっとインパクト強烈なお皿よね…
手打ちタリオリーニの冷やし豆乳スープみたいなのとか、
ぐは!また掛谷康樹さんのお皿!御料理美味しいのに、御料理より目立つお皿…
帰りのタクシーもお願いしてあるし、安心の大宴会。ワインもお食事も素晴らしいし、岩見沢の大好きなワイン生産者さんたちとのお話はちょっと緊張するけど爽やかに愉快だし。
そして、お決まりの、
シェフ熟睡。今日は頑張ったわよね、最後のほうまで起きてたし。
2階というか、変わった造りの階段の上に、こんな椅子があったら、僕も寝ちゃうかも。
ってわけで、なんだか空知には素晴らしいワイナリーだけじゃなくって、素晴らしい飲食店も増えてるのね。ふむふむ。
翌朝も快晴。まさに「夏の北海道」。
もう1回、近藤さんの畑を見に来ちゃった。お届けモノのついでだったんだけど。
ガンガンお日様浴びて、今年も良い葡萄が実りますように(祈)!
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