にゃー🐈 ニャロです。
近所のミモザ、咲き出したじゃんね。
ミモザが咲けばこっちのもの。若干苦手な冬はもうおしまい。ここからは早春ってことなのであります。
ちなみに、ミモザの花言葉は⬇
そしてイタリア人たちはミモザ大好き。季節になると街中がミモザだらけ。
ケーキ屋さんにも「ミモザ」って名前のケーキが並んだり。
ところで、イタリアとほぼ同緯度で縦に細長いのに、日本人には若干知られてないのがポルトガル。
日本に星の数ほどあるイタリア料理関連飲食店と比べればポルトガル料理関連の飲食店の数って、相当少ないわよね。
ワインだって、そもそもポルトガルの生産量はイタリアの約1/10。人口もイタリアは約6000万人でポルトガルは1000万人。小さい国じゃんね。
なのに、日本に鉄砲伝えちゃったり、スペイン人のザビエルさんをポルトガル王がアジアの派遣しちゃったり、小さいくせして存在感がでっかかった国みたい。
そんなポルトガルの料理。20年前にリゾートホテルに行ったとき、ちょっと外出してイワシの丸焼き食べたくらいだけど。いい印象はあるけど知識無し、ってのが正直なとこ。
で、そんなポルトガル料理のお店が、藤沢駅のお隣の大船駅にあるの。
肌寒い月曜の夜、予約できたんだけど、可愛らしいサイズの店内は満席。うは!
シェフ一名、サービス一名。いい感じのサイズ。そして、メニューもいい感じ。
こりゃ選ぶの大変じゃんね。大変楽しいじゃん♫
ワインは、「ナチュラルっぽい白っぽいのありますか?」って尋ねたら、2本持ってきてくれて。
オリが濃厚な軽く泡だっていうロゼを選んで、
とってもチャーミングで感じのいいワインじゃんね。うひょ〜!気分上げ上げじゃんね。
注文したのは、「タコとコリアンダーのサラダ」「イワシの自家製パテ」「バカリャウのグラタン」「豚肉とあさりのアレンテージョ」。さっぱりわかんないけど、ウキウキするメニューじゃんね。
で、「タコとコリアンダーのサラダ」。これ、ハッキリ言って、
とっても美味しいサラダなの。コリアンダーとパプリカがアフリカっぽい雰囲気の味で、全然水っぽく無いし、蛸の火の通し方もお上手! うーん、いきなりポルトガル料理っぽいじゃんね。わかんないけど。
で、「イワシの自家製パテ」。
これ、和風のイワシつみれの冷製パテそのものじゃん。パプリカとかオリーブオイル感はゼロ。塩だけ?
これが美味しいんだから、イワシのつみれをスライスしてバケットで挟んでも美味しいってことじゃんね。なんともまぁ、ポルトガル料理って、シンプル?!
で、絶対食べたかった「バカリャウのグラタン」。これはスペインでもイタリアでも京都でも干し鱈は美味しいしね。
北部スペインの愛するバスク地方で結構バカラオは食べたんだけど、ここのはちょっと塩気が強いわね。お酒のアテとして塩抜きを抑えめにしてるのか、ポルトガルのテイストなのか、現地に行かないと不明だわね。
で、追加した「豚肉とあさりのアレンテージョ」。
へぇ〜、これは「知らなかったけど知ってる味」。パプリカ、コリアンダー、ニンニク、あさりの出汁… そりゃ美味しいけど、なんちゅうかバランスも良くって。じゃがいもは出汁吸って美味しいし、鋭くマリネされてるっぽい豚肉は柔らかいし、
なかなか、どれもシンプルで素材のお味が前面にでてくる料理だけど、ユニークさもあって。やるじゃないのよ、ポルトガル料理。ってか、多分、ここ『メルカド』のシェフの腕がいいのね。サービスの女性もとっても感じいいし。
これは、なかなか大当たりなお店を発見してしまったわ。まるで、ポルトガルのエンリケ航海王子が、マデイラ諸島を発見しちゃったみたいに…
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