1ヶ月京都生活 9日目　中国料理『菜格』の四川ベースなオリジナルお料理に大満足！完全1人オペレーションだから「時間と気持ちに余裕を持った来店」が必要よ

にゃー🐈　ニャロです。

眠いけど、気分いい金曜日の早朝じゃんね。スペイン人もびっくりのワールドカップの試合が終わって、僕も早朝の京都で研修に向かうわけ。

しかしまぁ、やたら解説やらインタビューやらで「日本からの応援のお陰で」って連呼すんのは、アレよね。

正確には、「選手の努力と才能と運と、スタッフの献身が勝利の主要因だけど、スポンサー企業の大口資金バックアップは不可欠だし、そのためには日本代表ファンが増えるのが不可欠だから、ファンだったらちゃんとKIRINのビールとか発泡酒呑みまくってよね」ってことよね。

1-0で負けてた前半戦見終わって、ちょっとシャワー浴びに行って、部屋に戻ったら1-2になっててびっくりしたけど、ABEMA TVの本田圭佑さんの解説は面白いし、朝から興奮しちゃったわ。

そして、確信を持ったのは、

「ワンチャンスを決めきる力」の重要性。これはサッカーだけじゃなく、「湘南ズルズル団」の京都遠征にも通ずる絶対的真理なのよ。

昨日木曜日の研修が終わって、さぁどうしようかな、と。

前日は、笑っちゃうリアルライフ吉本新喜劇をお好み焼き屋さん『あいこちゃん』で楽しませて貰ったから、今日はがっしりお料理に向き合いたいじゃんね。

1ヶ月京都生活 8日目　初のお休みは『愛』に満ちたコッペパン惣菜パンと、リアルな「じゃりン子チエ」的お好み焼き屋さんで大満足　　惣菜パン『まるき製パン所』、お好み焼き『あいこちゃん』

にゃー🐈　ニャロです。今日水曜日は一ヶ月講習会のお休みなんだけど、京都の水曜日は要注意なのよ。なんせ、ナイスな飲食店や小売店「水曜日休み」が多いの。困るけど、僕の好みの「小規模経営店舗」だったら定休日があるのは当たり前だもん

nyaro.blog

言い換えると「今日は、素晴らしく美味しいモノを、無我夢中にバクバクむしゃむしゃ食べて呑みたい」ってこと。

日頃の行いが良過ぎるからか、単純に運が良かったのか、ノーアポで再チャレンジしてみた中国料理『菜格』のカウンター席に入れて貰えたの。うーん、マンダム! 「ワンチャンス」を決めて、まず一点。

四人がけテーブルが3つと、カウンター席が四人。小さすぎないけど、細身のお坊さんみたいなシェフがキッチン＆ホールをワンマンオペレーション。「お料理の提供に時間かかりますが、いいですか?」って問われて。

ってか、お坊さん少女漫画に登場しそうなシェフ。やっべぇじゃん…

「料理の提供に時間がかかります」って、まさに「スローフード宣言」じゃん。こりゃ、今夜は最高な予感だわ。

本当は予約がマストのお店ね。僕が入店してから5組以上お断りされてたし。

さぁさぁ、どうする?

じっくりメニューと語らうには、僕には珍しく瓶ビールってのもアリね。

やっぱさぁ、めっちゃ期待してるお店でさぁ、メニュー選びってさぁ、もう興奮絶頂緊張ドキドキじゃん?

それをゆっくりゆったり、文句無く出来ちゃうなんて、スーパー贅沢ワンダーランドよね。ムフフのフ〜。

耳から煙でるくらい悩んで、頼んだ一皿目はコンサバに「よだれどり」。真っ赤な四川ソースの冷菜のイメージじゃない？

ムムム、いきなり予想を裏切るブラックよだれどりの登場じゃん。

「よだれどり」って、四川料理の定番メニューだから、お店の個性を確認するのにナイスな前菜だから頼んだんだけど。

「ユニーク」じゃんね。黒いのは、黒酢っぽいわ。花椒っぽい辛さとコクのある酸味、そしてゴマの粉。

幸せよね。一皿目から予想を裏切る、超越したユニークさと美味しさ。

で、二皿目は「豚とキノコの焼売」。「なんとか豚」とか「雲南省の天然キノコ」とか言わないところが、気になるわよね。

ここに『愛』はあったわね。

量産型焼売にはありえない繊細さ、これが「焼売」だとしたら、モビルスーツで言ったら、かの傑作かつ唯一無二の「百式」ね。

お料理の提供はスローなの。当たり前じゃんね。テーブル席で鍋食べてる3人様からは頻繁に「ビール2本とサワー」みたいなドリンクオーダー、お会計まで全部ワンマンオペレーションなんだから。

いいのよ、ゆっくりで。今日の研修の復習とか、あの会社の決算資料確認したりとか。やることはいっぱいあるし。

で、今日のメインディッシュは、

ホイコーロー（回鍋肉）なの。豚が好きだから。メニューに「皮付き豚バラ肉の」って明記してんのが痺れるわけ。

完璧。

僕は、今回の人生で、これ以上の回鍋肉は求めないわ。美形なお坊さんシェフにコッソリ感謝感謝じゃんね。

こうなったら、あと2時間待つとしても、〆のチャーハンか麺は絶対何が何でも食べたいわ。絶対絶対絶対!

引き分けなんか狙わず、「ワンチャンス」を決めきる力…

頼んだのは、これも四川料理のスタンダード「担担麺」、ただし日本オリジナルのスープ麺タイプのほうね。

ムムム、案外早いわよ。15分くらい。

ん！

麺が、新型？みたことない細さのストレート極細麺が発掘されたわ…

これは… またまたユニークよ。

麺はハリがある超細ストレート、上品かつ主張のある麺じゃんね。

かつ、スープが。写真だと赤いけど、赤い四川油の膜の下は…ブラックなの。

多分、またまた黒酢ね。こんなにベースのスープの旨さがくっきりでスッキリしてる担担麺（スープタイプ）はダントツ初めてだけど、ここのシェフのセンス、凄いわね。スープ担担麺って、濃く濃く攻めるラーメン屋さんだらけなのに。

まったく、僕は幸せだわ。勝利の余韻に浸りながら、全線均一230円の路線バスで宿に凱旋。

今日は木曜日。マイ銭湯『梅湯』の定休日。ちょいと15分歩くけど、鴨川の左岸の『大黒湯』へ。

ぷはぁ。さ、なんか冷えてきたし、寝よっと。