にゃー🐈 ニャロです。
今回の旅の最終日を蔵王最強タッグにしたのは大成功だったわ。
山形の新蕎麦と掛け流し温泉を巡る旅は、今回はこの辺で勘弁してあげるけど、絶対また来るもんね。
なんてったって、山形の温泉たちはワンダフル過ぎるもん。
肘折温泉で次回は最低3泊、できれば5泊は湯治したいわね。
御飯抜きの素泊まり湯治プランにして、朝は宿の真ん前の朝市で炊き込みご飯と漬物買えばいいし、昼に蕎麦とか多めに食べて夜は日本酒とツマミを角打ちで舐めればいいし。で、〆に蔵王露天風呂。恐ろしい完璧な温泉プラン。
蕎麦は、今回の旅で判明したことがあって、
・山形の蕎麦は実に旨いし、地粉は威力絶大だし、ボリュームがあって超好み
・今回食べた蕎麦屋の好みで言うと、一番好きなのが『そば処 三百坊(西蔵王)』、次点が『きよ(大石田町)』、その次が『そば処 大梵字(鶴岡市)』。別枠で、秋だったら『手打ちそば重作(舟形町)』で「川かに」食べたい
天然きのこは、案外扱ってない蕎麦屋が多いから、でっかいタッパーウェアを大っきいトランクにいっぱい持ってきて、肘折温泉の朝市で調達して、自宅で鍋やパスタにして、貪り喰うのが良いみたい。
ってわけで、実に学びが多いし、ココロもカラダも癒やされちゃったし、胃袋は過労で体重変化は不明だけど、最後の反省会は山形駅から徒歩28分のイタリアン『イル・コテキーノ』なわけ。シェフが自分で生ハムとかサラミとか作りまくってるってんで、業界じゃ有名らしいの。
「タクシーで行けよ…」って意見もあるみたいだけど、雪が積もってるわけじゃないし、庶民は徒歩が基本じゃんね。
レンタカー返却して、山形駅のロッカーに荷物預けて、徒歩でお店に向かうわけ。予約は19:00、駅前発の夜行バスが23:50だから、結構時間があるのよね。
結構広い店内は満席で大賑わい。山形市民の生ハム食堂なのかしら。
予約の電話で「おまかせコース4000円で宜しいですか?」って言われてたから「ヨロシイ、ヨロシイあるよ」って。
そんときに、「お一人ですか… お酒は飲みますか?」って問われてドキマギしたの。お巡りさんに「呑んでるのか?」って詰問されたら、回答は「呑んでません!」が正解だけど、どう回答すれば…
「ええと、美味しいワインだったらボトル一本飲みますけど… ダメですか?」って回答してみたら、「はいはい、ではドウゾドウゾ」って。
コロちゃん騒ぎのときに、「飲酒禁止法」が施行されたじゃん。あれが続いてんのかとビビっちゃったんだけど、
入口入ってすぐの小部屋がワインセラーになってて、「裏に価格が記載されてるから、ご自由に選んでね」、だって。
どうしよっかなー。ピエモンテのネッビオーロとか好みだけど、一人で一本だしなぁ… なーんて眺めてたら。
北海道余市町のタカヒコさん、山中さん、そして函館のノラさんがいるじゃん。
悩むじゃんね… ハムハムな食事のお供かぁ。
タカヒコさんの「ナナツモリ」「ヨイチノボリ」は確実に楽しそうだし、山中さんのピノ・ノワールはエレガントでワンダフル確実じゃんね。ノラ… ルージュは飲んだ事無いんだよなぁ。
ブドウは? … フムフム、「メルロー」「ツヴァイ」「ピノ・ノワール」なのね、これにしよっと。
さぁ、反省会スタート。参加者は、僕一人。文句ある?
「ノラ ルージュ 2021」は、偉大なワインじゃないけどキュートで美味しいワイン。ツヴァイがキュッと酸味アピールで、ハムの脂を流してくれそうだし、軽やかだから一本いけちゃうわね。
さぁ、一皿目じゃんね。なんだ… 21世紀のお料理?
えーっと、うんと、シェフは色々新しいこともやりたいシェフみたいじゃんね。
二皿目は、なかなかの迫力だかんね。ドドーンと15種類17枚が乗ってる… ってか数枚垂れ落ちてる! いいねぇ~。
ちゃんと「どれがどうゆうハムなのか完全解説マニュアル」が手渡されるから、安心してね。
正直ね、例えば⑮の「クラッタ」。まんが『美味しんぼ』ファンなら、中部イタリアのパルマに「クラテッロ」食べに行くじゃんね。
『美味しんぼ』にも登場したパルマ郊外のレストラン「AL CAVALLINO BIANCO」の自家製クラテッロのしっとり香り高い生ハムと比べちゃうんだけど、多分冷蔵庫熟成だからかしら、硬いのよね。
ちなみに、豚は山形と鹿児島の豚を使ってんだって。へー。
「ノラ ルージュ」の酸味がナイスじゃんね。パクパク ごくごく。
「ハムと一緒にお野菜を」って、3皿目は山形の生野菜と卵焼き、そしてバーニャカウダソース。
この温泉固形燃料で熱したバーニャカウダはいいわね。
で、4皿目が、またまたハム…
多分、少食なギャルだったら、この「揚げパンハム鮨」一皿だけで夕飯になっちゃうわね。
で、5皿目はパスタ。選ぶんだって。結構胃袋は豚さんの脂でテカテカだから、さっぱりしてそうなトマトソースのマカロニさんでお願いするわね。
ギャルのスーシェフなのかしら?チャッチャって作ってくれて、登場したんだけど。
うーんと、こうゆうパスタなのかしらね。なんか歯ごたえが楽しい感じじゃない手打ちショートパスタ… 多分、毎日手打ち蕎麦ばっかり食べてたからかな。
で、ドルチェ。
ミントの泡が乗ったナニはナニだけど、プリンは美味しいじゃんね。
ハムへの愛情が猛烈なお店なのね。ギャルがいっぱい働いてるけど、なんか皆さん黙々とお仕事してる感じで、イタリアンってより「山形の老舗蕎麦屋の空気」を感じたのは、僕だけかなぁ…
はぁ、でも楽しかったじゃんね。また徒歩で駅に向かうわけ。
帰りの夜行バスも、当然満席。安いんだからしょうがないじゃんね。
次回の山形は、春の山菜シーズンかなぁ。それとも、真冬に雪見酒湯治かなぁ…
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