にゃー🐈 ニャロです。
「本業は車作りです」って、分かりやすいわよね。販売金融なんかでも収益あがってるとしても、本業は車の製造販売。フムフム。
製造業は、分かりやすいわね。
銀行業は金を貸して金利で稼ぐし、スマホ通信会社はアンテナぶっ建てまくって、毎月の通信料金で稼ぐ。理解できるわ。
『ブーズ・アレン・ハミルトン(Booz Allen Hamilton Inc.)』、業務内容は「米国政府に対するコンサルティングに特化したアメリカ企業」。? ? ?
民間企業が、「採用戦略」や「株式上場」や「サーバー・会計システム導入」なんかで『コンサルティング』に支援を発注するのは理解できるけど、この会社は具体的にアメリカ政府の「何」にコンサルティングしてんだろね。
ググっとググると、『ゴルゴ13』的な怪しげかつ謎めいたエスピオナージちっくな事ばっかりでてくる。マジすか?
・防衛・国家安全保障に関わる仕事が多く、米国の諜報活動の重要な一翼を担う企業
・アラブ首長国連邦が自国版NSA(アメリカ国家安全保障局、アメリカ国防総省の情報機関)を創設するときにも『ブーズ・アレン・ハミルトン』に相談した、らしい
・現在、副会長を務めるMike McConnellなる人物が、Clinton政権時代(1期目の1992~96年)にNSAの長官として諜報活動のデジタル化を進めた中心人物だった、らしい
・米軍の戦闘指揮官、またCIAなどの重要な諜報機関へのアドバイスを業務としている、らしい
『らしい』ばっかり。なんせ、受注自体が極秘扱いで『コンフィデンシャル』ってどうやってその企業への投資判断すればいいんだろ。
こういう企業だと、アメリカみたいに二大政党政治で民主党・共和党で政権替わって「方針変更」ってなったら、一気にショボンってなるよね。
「慎重を期すべき政府の業務の大部分が民間に発注され、それが企業の『利益部門』として投資ファンドが投資するほどの利益をあげるということと、責任問題が明確でないことが非常な危険性をはらんでいると懸念」なんて批判的な論調があるのも当然だよなぁ
企業として、どういう『売上高・利益』あげてるかって、決算資料などをみてみると、投資家向けプレゼンなんて、目眩ましみたいな
過去6年間の決算数字的には売上は安定的で利益は増加し、配当もじわりじわり増えてるけど、
過去五年間の株価推移もじわりじわりあげてるけど、これって政策的な天下り企業なのかなぁ。
まあ、「サラリーマン=資本主義のルール内で稼ぐ」、ってのとはちょっと違って、「半官半民企業的」かつ「軍需・諜報」関係にも踏み込んでるってことで、アメリカ国債を買うイメージで買うなら解らなくは無いけど、ちょっと僕は手を出せないなぁ。
それこそ戦争・紛争が始まると、フィジカルな軍備は「メンテナンス」含め費用発生が拡大するから、『ロッキードマーティン』みたいな企業は特需に沸くかもしれないけど、こういう「コンサルティング」や「特殊技能的サービス」は特需が産まれても対応できないよね。そんなすぐにサイバーテロ対応やらをできる人材を三倍加速育成なんてできないだろから。
配当利回りが10%超えとかなら気になるけど、直近で1.7%/年なら『コカ・コーラ』買うかなぁ。
ってことで、現時点、僕は「購入しません」。
この会社に「是非入社してください、給料いっぱい払いますよ。ただし、業務内容は秘匿なので入社前には説明できません」って言われたら、僕は断るもん。それと同じ理由で、買えないわ。
「エスピオナージ」とか、「公安警察ものの小説」なんかが好きな人向け? ご縁がなかったってことで…
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