にゃー🐈 ニャロです。
人間って、野蛮だったり臆病だったり、恐ろしく意味不明な生き物なのは、間違いないです。知能が高いから、美味しそうな餌があっても、『罠だよ、ヤバい❗』と手を出さなかったり。
株式投資は、サラリーマンにとっては、『毎朝早起きして、満員電車乗って、バス乗って、ヘンテコな朝礼でお辞儀したり、パワハラすれすれの上司やお客様のご指導を受け流したり、稀に脳ミソ120%フル活用したり、部下に虐められたり』した報酬である現金給料が原資なので、初めての株式投資に慎重以上に慎重になるのは当たり前です、うんうん!
で、でも、このブログだったり、山ほどある雑誌やインターネット上の情報で『株式投資で儲かった』って目に入ると、気になるのも人間、です。
僕の経験上、そういう時に、一歩もしくは半歩踏み出して、自分で実感することで大失敗って、なかったです。気付いてないだけかもしれませんが…
株式投資は幸いにも、行きたくない会社の飲み会1～2回分の費用で開始できます。
アメリカ株は、一株単位で購入できるので、例えば僕の使ってる楽天証券なら0.495%の手数料で株主になれるです。今日の株価で見てみると、購入最小費用は
グーグル : (2790ドル + 手数料13.81ドル) x 110.11円/ドル = 約307,250円
コカ・コーラ: (56.85ドル + 手数料2.76ドル) x 110.11円/ドル = 約6,564円
って感じです。グーグルはちょっとお高いですが、コカ・コーラはいけそうじゃないですか?
やっぱり自腹をきって株主になると、意識が変わりますよ❗毎晩ネットで株価の上下チェックしたり、ドル/円の為替を見たり、ヤフーファイナンスとかでチャットを覗いてみたり。オリンピックのスポンサー広告をみると、『そうかそうか、広告料金のもとを取るのだぞ』と思っちゃったり、経営者視点になっちゃうんです。
これって、特に営業とか購買なんて部署の会社員としては、猛烈に有意義かつ自分の会社員価値を向上させる勉強というか訓練にもなるので、更にお得です。仕事でドル/円影響うんぬんなんて話になっても、某一流自動車メーカーの部品バイヤーでも、『へー、そんなことより、あと5円下げてよ、発注しないよ』なんて話を変えたがったりしますが、例えば九州で作った車がドル/円が5%円高(1ドル100円が95円に)なると、その車を買うアメリカでの販売としてはコストが約5%アップしちゃいます。某一流SUV X-TRAILが仮にコストが200万円=2万ドルから2万1052ドルに。競合のアメリカ国産のSUVに対して1000ドルもコストアップしたら、アメリカでの販売は厳しいですよ。自動車メーカーって、営業利益率10%いってればエクセレント、5%どころか黒字赤字ギリギリの日系メーカーも複数あるなかで…
ってわけで、自分のスキルアップや意識向上が、ほんの一株買うだけで叶うなら、超お得じゃないでしょうか😆 大丈夫、そもそもコロナで会社飲み会減ってるし、もし今後復活しても『必殺 腹痛で辞退』作戦を実施スルダケ。コカ・コーラの株主になるほうが、部長のロングなスピーチ聞きながらヌルいビール飲むよりきっと有意義です。
※実際は、何万点もある自動車の部品には中国やASEANなどからの輸入品や、欧州を含む原産国からの輸入原材料(樹脂や半導体など)が含まれ、ドル建てで取引されるものも多いので、ドル/円の変動によるコスト変動はもうちょっと複雑ですが、日本の自動車業界にとって円高が逆風なのは間違いないです…
