にゃー🐈 ニャロです。
北海道 空知での葡萄畑お手伝い3日目、今朝もドタバタ。なんだかんだ、肉体労働だし寒いし、だから寝袋から出たくないし、でもトイレ行きたいし… でも集合時間07:00は厳守なのだ!
今日も午前は「誘引」作業。クオリティを下げずスピードアップしていくわけ。
昨夜、スマホで「作業の秘訣」をこっそり調べたらしいMさんの誘引作業速度が異常に向上しててビビったわ。昨日までは僕が2.5列終わらせる間に1.5列(=60%)しかできてなかったのに、今日はほぼ同じ速度。インターネット恐るべし!
明るい曇り空の3日目も暖かくって実にご機嫌な作業日和。グイグイ作業は進むわけ。大体、午前に一回、午後に一回、お茶休憩があって、だから個別包装してあるお茶請けとか、お土産に持っていくにはナイスじゃんね。
で、お昼ごはん休憩になって。
奥様のトモコさんお手製巨大おにぎりの具が変わってて!初日は高菜と梅だったのが、なんとモセウシ畑産の蕗の薹のお手製蕗味噌!
これがまた、香り高くって。茂世丑産の7分精米のお米とも劇的に合うし、浦本さんが持ってきてくれた「LOHAS 2021」とも… うん?
なぜかお昼ごはんを食べる作業部屋には、醸造の天才とかって鎌倉にもファン多数の浦本さんが… なんで???
ここで、ビッグボス近藤さんより「今日の午後は、お隣の浦本くんの畑のお手伝いに派遣します」と厳かに宣言。おおっと!
なるほど、こうやってナチュラルなワイン農家さんたちは助け合ってるのね。ふむふむ。そりゃ、より良い仕事をするために、お昼からナチュラルエナジーを多めに注入しないとね。ごくごく…
去年、北海道のごく一部で限定販売されてて、ニセコのワイン屋さんで一本買った「LOHAS 2021」、我が家で一人飲みしたら当日呑み干しちゃったヤバいスルスル~系列の薄旨赤ワインなんだけど、
空知で、醸造した浦本さんと、蕗味噌おにぎりと一緒に呑んだら、そりゃまあ、アレじゃんね。呑み干したいけど、午後のお手伝いが肝心だから、強靭な精神力で浦本さんの畑に向かったわけ。っていっても近藤さんのモセウシの休憩小屋から徒歩3分。
去年の8月に来たときは、結構な厳しい感じの畑だったのよね。花振るいとか病気とか。
今年はきっと良い年に!って願いながら「誘引」作業をえっちらおっちら。3時間くらいで、浦本さんの剪定作業に追いついちゃって。
浦本さんの剪定も「シャブリ仕立て」。ワイヤーの掛け方や誘引の道具も作業方法も近藤さんと同じ。なもんで、そりゃ、まあ、少しはお役に立ったのかも。
で、次の作業が、蒲萄の木を増やすために切り置いてある「挿し木用の枝」を軽くカットして形を整える作業。
蒲萄って案外繁殖力が強いのよ。枝を切って土に挿しとくと⬇
葉っぱが生えて根っこが出てくんの。蔓科の植物って…
去年、頂いたピノ・ノワールの小枝を庭に挿したら結構葉っぱが生えて上手く行ったと思ったんだけど、越冬できなかったの。根っこが短いしね。秋に鉢に移して室内で越冬させれば良かったかも。
で、浦本さんの新しい畑に1200だか1500本植えたいってんで、自分の畑の枝を業者さんに渡して接ぎ木の苗木にしてもらうんだって。そのための作業だから、大事な作業じゃんね。
セレクトした「良さそうな枝」を集めて、
空はうろこ雲みたいな感じで、
で、枝の形を剪定バサミで整えるわけ。
整えたら、縛るわけ。
で、「まだまだぁ〜!今日は深夜までやりまっせ〜!」ってヤル気満々な僕。に対して浦本さん、「明日が子供の小学校入学式だから、今日は早く帰らないと… 今日は以上で終わりです」って。むふぅ〜。
で、近藤親分(またの名を「お父さん」)のとこに戻って、派遣作業終了を報告。「じゃ、日没まで誘引作業ヨロシコ」ってんで、1時間誘引。
ってわけで、お手伝い3日目は、契約社員と派遣社員の二本立て、ってかボランティアだから「契約ボ」と「派遣ボ」の二本立て。良い汗かいたわぁ。
さ、今夜のごはんはどうするか…
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