にゃー🐈 ニャロです。
コロナによる大幅な売上・利益の減少によって、日本の多くの企業(特にメーカー)が2020年にリストラをしました。名目上、『早期退職優遇制度』となってますが、要は「固定費を減らしたいから、年功序列で基本給高い人たち、退職してほしいなあ」というマイルドリストラです。「今退職したら、なんと基本給12 – 24か月分を退職金に上乗せするよ」とインセンティブをつけているのがお得感ありますが、実際は評価の高い人材には「あなたにはインセンティブ無しです、辞めないで会社を支えてください」と上司から泣きが入る仕組みです。会社って、賢い!
そういう『優秀』かつ『市場価値の高いヤング』は、自分で考えて転職活動を進めています。コロナ決算で大赤字を計上した某自動車メーカーは、かなりのヤングがすでに退職(転職)したそうです。それこそIT業界に移ったり、せっかく育てた優秀なヤングが辞めちゃったと泣いてる課長さんがいっぱい、います…
で、ここが味噌。その某自動車メーカーも、直近の四半期決算発表で黒字化の見通しに上方修正したり、意外に需要が底堅いってので、人手が足りないメーカーが多くあります。2021年度に入って不足人員の中途採用予算が各社で解禁になり、人材紹介会社(転職エージェント)は大忙しのはずです。テレビコマーシャルでやたら「ビズリーチ!」とかやってるのって、そんなこんなで儲かってるのでしょう。
サラリーマンの皆さんは想像できるでしょう、定員が欠けていると、お仕事キッツいですよね。営業とか購買の仕事だと、なかなか派遣社員でまかないたくても、業務のマニュアル化ができていなかったりして、それこそ「忙しすぎるので、私も退職します。耐えきれません」なんて負の連鎖がおきる。人員補充を要望しても「予算が承認されてないのでダメ」、残業時間の上限も守らないとダメで、上限が実質無い課長が徹夜で担当業務やって病んじゃったり。
だから、こういう『売り手市場』の時は、若干スキルや経験が足りなくても、「若さで頑張ります!」で採用しちゃう(されちゃう)こと、あるあるです。とにかく人手が欲しい状況だと、採用する側は妥協せざるを得なくなるんです、チャンス!
ちょっとベテランでも、「若さを補う経験とスキルがあります」と攻めれば、「本当はヤングが良いんだけど、もう限界だから…」というのもありますよ。
転職活動するだけなら自由なので、暑くて自宅クーラー夏休みを過ごすなら、エイヤと履歴書&職務経歴書を作ってみたり、ビズリーチに登録だけしてみてはいかがでしょうか。そうすると、「今の職場でこういう仕事に取り組めば、もっと魅力ある職務経歴書が書けるじゃん」とか、「思った以上に色んな会社が声掛けてくるなぁ、本腰いれて転職活動してみよかな」とか、有意義な気付きが得られます(タダですよ)。
で、転職して給料大幅アップさせて、投資余力を強化して、『FIRE』達成を前倒しできたら、いいですよね。
もちろん、今の職場が居心地良すぎてって幸せな場合は、最高ですね!