にゃー🐈️ ニャロです。
さあ本決算の季節。
欧米企業は年度が1〜12月が多くて、日本企業もグローバルを意識した企業や外資系に買収された企業も1〜12月が多いじゃんね。
日本企業の年度は4〜3月が多いけど、僕の大好きな「キヤノン」は1〜12月だから、昨日決算発表だったの。
僕は長いことキヤノンの株主さんだから、企業のリアルな成績表「本決算」は絶対チェックしないとダメじゃんね。テレビゲーム「桃鉄」だって、どの物件買うか、利回りとか災害リスクとかチェックするんだし。
資本主義の当たり前過ぎるルールだけど、
・資本家は資本を出す代わりに企業収益を貰う
・経営者は結果を出す代わりに報酬を貰う
・労働者は全てを捧げる代わりに給料貰う
だから、経営者たちがちゃんと結果出してるか、ゴールを目指して順調に航海してるか、定期的に確認するのが資本家たる株主の役目。
なんだけど… 決算を確認しない、大富豪なのかアホなのか、はたまた篤志家なのかわかんない人種がいて。その名も「ETF真理教徒」。
脳みそがポアされてんのか、パックンを盲信してんのか、さっぱり不明だけど、
「SP&500とかグロソブとか、ETF積立が最強」
「毎年の投信手数料徴収?全然オッケー!」
「リーマン仕事忙しいし、ETF楽じゃん…」
とかってのが、当該教徒たちのお決まり文句。
自分のおカネの使い途だから、好きにすりゃいいけどさ。でもさー。
資本主義の世の中=リアル弱肉強食の世紀末じゃん。
おカネが絡む商売って、ごく僅かな真っ当な商売してる「価値観がおカネ以外にある民族」以外では騙しあいじゃん。哀しいけど。
なんとかETFなんてさ、一番手数料が安いインデックス型投信だって⇩
毎年0.1〜0.2%以上の「信託報酬」って名目の手数料取られるじゃん。
1億円の0.1%って、10万円じゃん、それを保有継続するだけで毎年手数料取られて喜んでるのが「ETF真理教徒」たち。謎すぎる…
どのETFも、保有してる株式銘柄を開示してんだから、自分で株式をバラ買いすりゃいいのに、そうすりゃ売買手数料だけで済むのに。
謎すぎる…
そして、ETFって、ざっくり少ない商品で20〜30、多いとウン百以上の株式銘柄を混ぜ混ぜしてるじゃん。当然、ETF真理教徒たちはそれら企業それぞれの毎年の決算なんて気にしてないわけ。
そりゃそーだ、「ETF最強〜!最高〜!」って信じ込んでるんだから、そんな手間かかることはしないわけで。
信じる者は救われる… 考えない信者って、最高だもんね。株価が上がっても下がっても、願いが叶っても叶わなくても、手数料収入は安定的。ETF扱う法人や宗教法人が儲かるわけだわね、ケケケ。
僕は、残念ながら、そんな怪しい宗教というかETF信仰はノーサンキューだから、粛々と決算を眺めるわけ。
キヤノンは、とっても分かりやすい「決算説明資料」を日本語で開示してるしね。
んで、2024年1〜12月決算と2025年度決算見通しなんだけど、僕の受け止めは「ベリーグッド」。
御手洗おじいちゃん、良い仕事してるわね、恐ろしいワーカホリック爺さん。
ナニが「良い仕事」かって、
・選択集中してる4分野にそれぞれ将来性がある(プリンティング、メディカル、イメージング、インダストリアル)
・悪い状況の改善が速い(メディカルの減損損失対応)
・たんまり溜め込んでる利益剰余金を活かした自社株買いと増配発表
賛否両論だろけど、中国含めたグローバル市場でまんべんなく商売するからには、政治的リスクや為替リスクはつきものだから、こうゆう減損損失処理なんてする年度の配当は減配する企業が多いし、それはそれでヘルシーなんだけど。
でも、たっぷり溜め込んだ3兆円超の利益剰余金があるから、新事業領域のM&Aでも、こういうときの配当維持にも柔軟に対処できるし、まして今回の減損損失が一時的だって自信があるからの増配と自社株買い発表だろし。
特別口座で4000株保有してるキヤノン。
増配で今期配当見通し160円/株✕4000=64万円。税引き後で51万円。
買値3380円ベースだと配当利回り3.77%。
そんな高配当じゃないけど、分散投資とか円建て資産って意味じゃ、これくらいは長期保有していいよなぁ、ってのが僕にとってのキヤノン。
今年も、経営陣も従業員リーマンさんたちも、しっかり稼いでねー。僕は見てるからねー、決算。
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