2024花巻〜盛岡 真冬の温泉&呑んだくれ旅 #8「オレはドブロクの修羅なのだ!」『ポンコツ酒場(盛岡)』で遠野nondoのドブロク研究

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ぐるめ

にゃー🐈 ニャロです。

今回の盛岡&花巻の旅、最初のきっかけは「due mani」ってイタリアンのお店。こないだアブルッツォ旅で出会ったイタリア人に「こないだ日本に行って、最高だったのはモリオカノドゥエマーニダヨ」って言われて。こりゃ行かなきゃって。

で、次に決めたのが、花巻の「大沢温泉 湯治部」でのプチ湯治。んで、そん次に検討した候補が、遠野の「とおの屋 要」ってゆう農家民宿というか、

自分とこで健康な田んぼつくって、そこで健康なおコメ育てて、それをドブロクにして、宿の夕食と合わせて、っていうアレなんだけど。

この遠野の「要」、一泊二食でお一人様75000円(サービス料、お酒抜き価格)なんだって。お泊りするならドブロク目当てだから、確実にお一人様一泊10万円コース。

うーん、ナニじゃんね… そうゆう貴族的宿泊料金の宿には、芸能人とか王族とかが泊まるんだろから、あまり僕には縁が無いじゃんね…

ってわけで、純然たる庶民な僕としては、「そのナニなドブロクには興味あるけど、一泊十万円はナニだなぁ…」ってことで、そこでの宿泊はキッパリ諦めたわけ。ほんの1年前に宿泊した誰かの旅ブログに「一泊二食で25000円也」ってあったから、遠野エリア限定ではここ1年の間に猛烈なインフレみたいね。

ってわけで、一旦は諦めたんだけど、その「要」が経営だかしてるのか、わかんないけど、その噂の「要」のnondoってブランドで販売してるらしいドブロクが飲めるお店が、盛岡に存在することを突き止めちゃったの。それが、今から行く『ポンコツ酒場』ってお店。

食べ物の情報は無かったんだけど、日曜日開店15:00ってんで、その時間で予約したの。んで、19:00からイタリアンの「due mani」、過酷な2部制の呑み歩きなの。当たり前じゃんね。

ちょいと町外れだけど、「賢治清水」なる湧水というか、井戸水というか、とにかく美味しいお水が流れてる場所のすぐ近くに、

ここじゃんね。

『ポンコツ酒場』、元々小さな病院だった場所っぽいの。

レトロな建屋の中はカウンター6席。2階にもテーブルがあるみたい。

メガネのお兄ちゃんが「今一人オペレーションなので、何かと時間かかりまーす」って。カウンター内のキッチンで調理して、飲み物サービスも全部一人なのね。コッチはドブロク呑むことしか予定ない旅人だから、全然ゆっくりでOK牧場。

あった!ドブロクっていったら、要は「ろ過してない日本酒」のはずなんだけど、いいお値段じゃんね。

僕はとりあえずお任せワイン、S田さんは「権化ラフターズ」なる、米ぬかを使ったお酒を注文。

お昼ごはん食べたばっかだし… チョイチョイとツマミを注文。

白ワインで、僕はゆったりスタート。

これが「権化ラフターズ」… テキーラのショット2杯分くらいの上品な量じゃんね。

これも「ドブロク」の一種って考えみたい。米ぬかを使ってるのに、逆におコメっぽくないのよね。香りも味わいもスッキリ。色味からして炭ろ過してるわけでも無さそうだし、不思議なお味。

突き出しに、「ごぼうとホルモンを炊いたん」。シェフのお兄ちゃん、京都の出身なんだって。

熊本のナントカさんのモッツァレッラと生ハムと金柑スライス。金柑スライスって、いいわね。

さて、そろそろ本命のドブロク行こうか。

「どぶろく水もと・無添加」、水もとづくりってのは、

いろんな菌が増えちゃうから、負けない乳酸菌=めっちゃ酸っぱい菌➡かなり酸っぱいお酒になるはずなんだけど、

くぅ〜、酸っぱ。

あー、これ凄いねー。どろっどろのおコメの溶けカスが残ってる液体を口に含むと、酸っぱ〜い乳酸の香り、味わい。旨味豊富だけど雑味は無いし、で全然重くなくって、軽やか〜、クイクイ飲んじゃう。楽しいお酒だし、今まで飲んだ事無い感覚。こりゃ凄いお酒じゃん、マジで。

こりゃだめだ、もう無くなっちゃった。おかわりおかわり、こんなドブロクがあったら、お酒無くなるまで飲み続けちゃうじゃんね。

あー旨い、旨いわ。止まんない。そして、なんだか酔ってきた。アルコール度数は9度だから日本酒系統としてはかなり低めだけど、とは言っても日本酒系統のアルコールだし、こんなにクイクイ呑むと「酔う」のかしら、「要(よう)」のお酒なだけに…

それを見てるS田さん、当然「オレもオレも」って。んで、新しいボトルを開けてくれたんだけど。生きてるドブロクの開け方って要注意なんだって。

カウンターのお兄ちゃんが実演してくれたけど、ボールの中で吹きこぼれないように開栓したら、すぐ躊躇なくドブロクをボールにドボドボ〜、って全部出しちゃって。

そっからお玉でコップに掬って、

さっきのより泡泡してるじゃんね。呑み口も、軽やかだわ。

で、残りのドブロクを、漏斗で瓶へ。なるほど〜、知らずに開栓すると大惨事の予感じゃんね。

林檎と山ウドのサラダ、東北に旅に来ると、こうゆうの嬉しいじゃんね。nondoのドブロクもインプレッシブだし、ここは来て良かったねー。

… 実は、さっき盛岡の中心部にある酒屋さん「鍵屋」に、nondoのドブロク売ってたの。味わかんないから買わなかったんだけど、こんな美味しいなら買わないと。さ、レンタサイクルでへべれけサイクリングよ!

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