にゃー🐈️ ニャロです。

「勝ちパターン」、ってあるじゃん。
えーっと、ドラクエでラリホーで眠らせてボコ殴りにする、とか。
グラディウスのモアイ面4面ではダブル装備する、とか。
大谷さんが先頭打者ホームラン打って、先発で失点ゼロ完封勝ちするとか。
失敗しながら株式投資をチビチビ続けて25年になるけど、最初の頃は面白いくらいダメだったのよね、そりゃそーだ。
決算書類の読み方もわからず、その企業の将来性や業界内ポジションも知らずに株式買ってりゃ、そりゃダメじゃんね。
野球のルールも、選手の実力見極めもできないオッサンが監督やって勝てるわけないし、たまに勝ったらそりゃ運だし。
そーゆー意味で、僕がへらへらと「FIRE」生活をできてる理由の一つは、米株配当狙いメインの中長期株式投資なんだろなぁ、うんうん。
ヤングな頃って、投資資金自体がちっちゃいから、配当も当然小さいじゃん。
300万円相当の株式の配当利回りが4%/年として、年間配当は12万円、税引き後で約9.5万円。小さくないけど、大儲けでもないじゃん。
だから、30代の頃は、オカルトというか、ピーンときた銘柄(それこそ、インチキ投資雑誌とか、経済番組の特集とかに唆されて…)を安値と思ったタイミングで買って、運良く15〜20%値上がりしたら売却、っていう、ゲーセンの競馬ゲームみたいなことやってたのよね、ダサ。
幸い、アメリカ株に視点を向けたタイミングでコロちゃん大暴落騒ぎが起きて。
そこで自分なりのロジックで安値買いできたから、そっからは「高配当(になりそうな)銘柄」かつ「明らかに収益性以外の要因で不人気な業種・企業」ってキーワードでの株式投資になったんだよなー。
最初に、このロジックで買ったのが、貝殻マークの石油メジャー企業「シェル【SHEL】」だったんだけど。

2020年3月24日に25.25ドル/株で4400株買ったから、購入代金は111100ドル。
その日のドル円相場が約110.40円/ドルだったから、円換算すると約12265K円。
ってか、日本円強かったねぇ、ほんの4年前なのに。

為替手数料や証券会社購入手数料やらで、トータルで12400K円くらい支払ったわけだけど。
当時、コロちゃん騒ぎで、世界中で意味不明な出張禁止やら旅行キャンセルやら、飛行機はガラガラ、繁華街も飲食店もガラガラ、なぜか鵠沼ビーチまでガラガラで波乗り放題。
たかが年寄りが死にやすい風邪ごときで大パニックになった世界。まさにアレじゃんね、言いづらいけど「超チャンス」。
もちろん、石油メジャーだって売上激減で、超安定配当銘柄だったシェルも大減配で。
この2020年の日経記事⇩、懐かしいー!


覚えてるのよね、この記事みたとき「なんで?風邪でお出かけ自粛とかって、みんなムカついてイライラして旅行したくてしょうがないだろから、大した風邪じゃないってわかった瞬間に石油需要戻るっしょ」、って。
⇩がシェルADRの減配前の四半期配当と減配後の四半期配当の推移じゃんね。

つまり、僕が株主になった2020年の配当は4400株✕(0.99$)✕0.8(配当税)✕110円/$
=383K円/年が受け取り配当だったわけ。あ、シェルはイギリス企業だから、現地配当税ゼロで⇧の20%は日本の配当税ね。
コロちゃん下落前は年間3.2$の配当だったわけだから、コロちゃんパニックが冷めて、世界中で石油需要が回復すれば、絶対戻るじゃん、って僕は確信してたの。
そうならないとしたら、マジでコロちゃんCOVIDが世界を亡ぼすだろから、どうせおカネ要らなくなるし。
とにかく、⇧の通り、シェル株式を買ったタイミングでの税引き後配当利回りは、
383K円 / 12400K円 = 3.08%
日本株で考えると、充分「高配当銘柄」って分類されそうな配当利回りじゃんね、税引き後だし。
で、今。買って4年半経った今年の配当がどうなってるかっていうと、かなり減配前の水準に近づいてて、計2.88$/株だから、
2.88$✕4400株✕0.8=税引き後受取額は
10137$

で、今日のドル円相場が、157.76円/$、

10137$ ✕ 157.76円/$ = 1599K円
つまり、今年の税引き後手取り配当利回り
1599K円 ÷購入金額12400K円 = 12.89%
うひょ、あのインチキ詐欺投資案件の「みんなで大家さん」が税引き前配当利回り7.00%(詐欺)だったから、大きく詐欺投資案件を上回ってるぅ〜。
しかも、まだ増配余地あるしー、シェルは一時血迷って「エコエネルギーに転換する」とかって言ってたけど、経営陣がしっかり「やっぱヤメたー、化石燃料ばんざーい!」って。
シェル、もともとLNGでは世界トップシェアだかんね。化石燃料で儲けろ儲けろー。


なんか、「テンバガー銘柄」とかって、十倍になる(かもしんない)ってアホみたいなアッピールしてる投資雑誌とかあるけど、

そもそも「投資のプロ」って略語の正式名称は「投資コマーシャルとか雑誌執筆謝礼で喰ってる、自腹で一円も投資してない銘柄を推奨したりする無自覚詐欺師のプロ」だかんね。
株価が将来的に十倍になる可能性があるってことは、1/10になる可能性がある銘柄だし。
競馬で単勝10倍オッズってことは、10回レースやって勝つ確率1/30の馬だし。競馬場職員や賞金や運営費かかるからー。
そんなギャンブルやりたきゃやればいいし、僕はイヤだから、ジワジワと配当で生活しつつ、増配や株価上げや円安進行で資産増やして、湯治旅行ったら有料コタツレンタルくらいはできるようにしたいなぁ…



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