にゃー🐈️ ニャロです。
こないだ、お友達二人に「いくらか預けるから、運用してよ。儲かったら飲み代にすれば永遠に呑めるし、損しても文句言わへんからさ」って言われて。勿論「ほへぇ、僕、運用とか下手なんで無理どすぇ~」ってそつなくお答えしたけど。
でね、しみじみ思ったの。「職業詐欺師」だったり「職業統一教会信者」だったり、ワルなら喜んで現ナマを受けとるんだろけどさ。「任せてっ! あっという間に倍にしちゃうよん」とかって。
僕みたく、善良過ぎる湘南ボーイは、人様のキャッシュを一瞬でもお預かりするなんてトンデモないって、ビビッちゃうわけ。だって投資って「船が沈むリスクを取って、運良く沈まず帰ってきたら香辛料で大儲け」ってハイリスクな博打なんだもん。本当だよ!
高確率で結果を出せる「皿洗い」「トイレ掃除」「子守り」なら喜んで引き受けるけどさ。「投資」は難易度というかリスク高いのよん。
さらに、ロジカルに難易度が高いのが、「儲けた分は酒の飲み代に」っていう運用条件。数少ない「高確率で有利な投資手法」は「再投資」。配当とか売却利益を再度投資にブチ込む、それが「金持ちは更に金持ちに」「貧乏は更に貧乏に」っていう資本搾取主義のシステムで明確な有利手法なんだもん。
それを「飲み代」支払いに使って、ゼロ化しちゃったら、瞬間的には幸せだけど、投資成績の見通しというか、厳しいのよ。知ってるでしょ? サラリーマンが毎月のお給金を、少しずつでも「資本家」になるために留保していくか、iPhone買った分割払いで毎月の留保ゼロか、ってのと同じやんね…
ってわけで、改めて「自分も、どっかの富士吉田のギャンブラーと変わんないのかも」って思っちゃった。ま、「流れを読む」のも「波を待つ」のも、まともな市民には「… 目を合わせたらアカン」ってタイプだもんね…
でもね、ギャンブルでも投資でも、数少ない「確変」的、「高確率で儲かる」のが、「イカサマ」とか「インサイダー情報」とか。
麻雀っていうテーブルゲームでさ、昭和って時代はコタツの裏側使って手積みで遊んでたのよね。
まぁ、イカサマがバレたら、ぶっ殺されるけど、バレないようにみんな練習してたんだろね。まったく、人間って悪よね。
そんなわけで、令和四年の世界では、なかなか美味しい儲け話って無いんだけどさ。
でも、今のドル/円 為替相場。これは、僕的には、なんだかイカサマじゃないけど、数少ない「頑張って情報収集して、脳ミソ大回転すれば、なんとなく…」なのよね。
「栄光の日本バブル」はもう30年近く昔の話じゃんね。極一部の超一流企業以外は、設計ノウハウ量産ノウハウは韓国中国に流出しちゃって利益薄薄だし、稼げるIT ソフト関連はアメリカ・イスラエル・インドにガッポリ稼がれて。労働人口も激減で出生率激減の日本の法定通貨「日本円」が強くなる要素が無さすぎて、我が家の金融資産の80%は「アメリカドル」なのよね。切ないよね…
そんな「ドル高・円安」だと、食糧やiPhoneやTESLAをいっぱい輸入してる日本の其処ら中で値上げ値上げになっちゃうのは当たり前よね。そうすると、民主主義的投票権を持つ庶民に嫌われたくない与党は「おい日銀、カッコだけ、フェイントでいいから、為替介入匂わせろよな」って、なるじゃんね。
これって、ある意味「国家的イカサマ」なのよね。しかも「モロ見え」のダサダサなイカサマ。だからさ、僕的には予測しやすいって思うの。
ええと、サラリーマン的に外国の通貨に関係する仕事してれば、「円安」「円高」って理解できてると思うけど、一応簡単に噛み砕くと、
「人気があって強い国のお金は高い」
「人気が無くて弱い国のお金は安い」
倒産しちゃった会社のブランド服とか、100着1000円とかで買い叩かれて、激安ショップで激安販売されてんじゃんね。人気が無いって、そうゆうことよね。
逆に、人気があるとプレミアがつくじゃんね。資本主義の世界では、「市場価格」って残酷なのね…
「円安」って、日本の庶民がちょっと我慢すれば良いことがとっても多いんだよね。日本への旅行者は大喜びでそもそも、海外から輸入する製品や材料や食品なんて、舶来品=贅沢品じゃんね。
アメリカ産牛肉載ってる吉野家牛丼も我慢、オーストラリア産小麦粉使った讃岐うどんも我慢。インドネシア産石炭使った電気も使わず、サウジアラビア産石油を精製したガソリンも舶来品。アメリカ設計中国生産のiPhoneなんかもってのほかだかんね。
勿論、「円安」で儲かる観光業や精密機器、一部の自動車メーカーとか、そもそも「曾祖父の代から大富豪だから、円安とかどうでもいい」っていう貴族とか、オリンピックで公式スポンサーを賄賂で選んで稼いでる狸さんたちは、今まで通り舶来品を楽しめばいいけど。
でも、別に、クルマ無し吉野家牛丼無しユニクロ無しiPhone無しの純国産ライフで「最低限の文化的生活」は送れるじゃんね。だから安心よ。
一方で、「円安」って、日本みたいに主要な資源が人間と観光くらいな貧弱資源国には経済的には嬉しいのよね。リッチなアメリカに輸出するクルマや電気製品や半導体部品とか価格競争力が激的にアップするし、円建てで収益もアップするじゃんね。製造業が中国やASEAN諸国から日本国内に戻ってきたら、日本には失業者なんていなくなっちゃうかも。
だからさー、異常な「円高」になると、資源レス日本の経済を支える「輸出型企業」を救うために、政府も日銀もシャカリキになって「為替介入」するじゃんね。前回は2011年の東日本大震災のときね。
2011年の福島原発型原爆爆発で「日本は沈む…」って状況で「円高」が加速したのって、不思議よね。
一方で、「円安」で日本政府が「為替介入」するなんて、日本国庶民の人気取りとしか考えられないわけ。「輸入品の原価が上がった」ら値上げするしかないんだから。
貧乏国家日本にしがみつく庶民も企業も、値上げで買えなくなった「舶来品」「嗜好品」「贅沢品」は買わないのが当たり前。貧乏人が借金して破産するのって、当たり前じゃんね。
アメリカでラーメン一杯4000円だって本当か嘘か僕は知らないけど、
リッチに無駄遣いしたいなら、例えばアメリカでラーメン屋さん開業して、日本に仕送りするとかね。貧乏メキシコ人がアメリカに密入国するのと同じじゃんね。
一方で、「円安」大好物な日本政府と日銀、円安阻止なんて絶対したくないんだろけど、「選挙で負けたら凡人」になっちゃう与党政治家さんたちは、ただでさえ某統一教会事案で庶民の支持率下げてるから、
人間って基本的にアホだし、まさかの「円安阻止為替介入」もあり得るじゃんね。
… そしたら、一気に「円高」になるの?
…
…
そしたら、吉野家牛丼価格も元通り、舶来品をエンジョイできて庶民はハッピー、与党支持率も急回復… ってなると思う?
「ドル/円相場」って、日本円だけじゃなくアメリカドルもあるじゃん。
アメリカ政府は、今の「ドル高・円安」を嬉しいのか悲しいのか、どっちだと思う? どう考えても「嬉しい」のよね。だって、輸出する原油や天然ガスもTESLAの自動車も、穀物も、言い値で売れるんだもん。
だったら、アメリカ政府は「ドル高=円安」が心地好いわよね。
ってことは、仮に日本政府や日銀が「円安阻止 為替介入」しても、アメリカは協調介入してくんないし、本質的に虚弱な経済的未来が予見されてる日本の法定通貨「日本円」への限定的為替介入を狙い打ちする機関投資家にズタボロにされて白旗って、なんか予測しちゃうの、僕だけ?
「円高阻止」はロジカルに可能なの。日本円を死ぬほど印刷したり、国の借金「赤字国債」を無制限に発行すればいいだけ。この無制限印刷機と闘うのは恐怖だわ。
でも、「円安阻止」の為替介入には、日本政府や日銀が持ってる「アメリカドル」を売るしかないの。それには限りがあるわけ。
え? 「日本円を無制限に印刷して、それをアメリカドルに替えて、それで為替介入すればいいじゃん」って?
… 日本円をアメリカドルに替えたら、その分「ドル高・円安」なるし、日本円を印刷する分 日本円の価値が下がるから、ますます「円安」じゃんね。残念!
って訳で、「人気が無くて弱い国のお金は安い」ってリアルを「イカサマ」的な「為替介入」しても…
ってわけで、日銀が為替介入をちらつかせても、実際に介入実施しても、
僕のドル建て資産は当然キープ。「波待ち」投資なのねん。
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