にゃー🐈 ニャロです。
キリスト教徒じゃなくてもハッピーな気分になるクリスマス。元々は単なるローマの冬至の日だったのに、なぜか「サンタさんがプレゼント」ってストーリーが馬鹿ウケしちゃって。日本人大好きだもんね、バラマキ貰うの。
駅で配ってるポケットティッシュは要らないけど、「配当金」を頂くのは僕も大好き。なんてったって、経営者や一流管理職たち、一流サラリーマンたちが汗水冷や汗垂らして、稼いだ「利益」の一部を献上していただけるんだから、謹んで頂くわよ。
世田谷区で1000坪の住宅地を相続したり、宝くじで10億円当てちゃった「当たりガチャ」な人を除けば、『FIRE』するには不動産投資だったら家賃収入、株式投資だったら配当収入が年間の支出を賄えるってのが、一つの目安なんだけど、さてさて今年の配当はどうかしらね。
ちなみに、一流ネット証券会社『楽天証券』でデータを見ると、去年2020年の配当金総額は、こんな感じ。
2020年末時点のドル/円 為替 はだいたい103.50円/ドルだから、税引き前で合計 約240万円ね。ほんの一年前はドル/円 為替が今より10円も円高だったのね、フムフム。
個人株主の配当金にかかる税率は 20.315%なの。だから、240万円×20.315% = 約48万8千円が去年の納税額ね。手元残るのは、差し引きで191万円。全部、株式に去年のうちに再投資したわよ。
今後、変更するかもしんないけど、今は僕の保有株式は「特別口座」にしてるの。サラリーマンの給料と同じで、「源泉徴収」っていう、オートマチック税金差し引く機能がある口座のことね。面倒な納税処理をしなくていい代わりに、本来納税すべき金額より多く納税してても返してもらえないケースがあるのよね。あ、年間120万円までは5年間 配当金にも売却利益にも税金かからない『NISA(少額投資非課税制度)』は当然使ってるけどね。
「普通口座」だと、売却利益とかでたら、マストで「確定申告」って納税作業しなきゃいけなくって、面倒だけど、会社でサービス残業とか忘年会の幹事とか、大掃除してる時間があるなら、絶対「確定申告」は自分でやるべきだって僕は思うわけ。
だってさあ、ボーナスの金額とか、毎月の給料とか、貰うほうはそこそこ気にしてるのに、ガボンと2割以上、年俸1000万円近くなると源泉徴収で抜かれて、手取りって700万円ちょいしか残らないんだから。所得税、住民税、健康保険、厚生年金、雇用保険、ネゴの余地無しなんだから。
でも、保険適用外で歯の治療一本やれば、ざっくり医療費で10万円は越えるから、「医療控除」って仕組みがあるし、「住宅ローン減税」なんて毎年20万円近く税金返してくれるし、他にも「知らないと大損」な仕組みがいっぱいあるのが「税金」。
今はネット上に親切な「確定申告攻略法」とか山ほどあるから、テレワークでくだらないWEB会議中とかにコッソリお勉強するとお得だと思うわよ。会社に定年はあるけど、納税に定年は無いんだから。
配当金関連でも、税金を理解しておくのはとっても大事。日本株の場合、「普通口座」で売却損があって、売却益よりも損が大きい場合は、配当金にかかる税金のうちの所得税分と損益通算することができて、配当への税金の一部を取り返せるのよね。僕は「損切り」を基本的にやらないから、やったことないんだけど、「損切り派」だったらお勉強しておくべきよね。
アメリカ株の場合は、超要注意で、僕は10年以上知らなかったんだけど(サラリーマンを真面目にやり過ぎた…のかも)、アメリカ株の配当金にかかる税金って、源泉徴収で多めに取られてんの。だから、確定申告で「返せ」って申請しないと、損なのよ。えーっと、具体的に説明するね。
今月、今年4回目の『エクソン・モービル【XOM】』からの配当金の明細って、こうなってるのね↓
まず、税引き前の配当金総額が2640.00ドル。
それに対して、受け取り金額が、1893.34ドル。
つまり、差し引き746.66ドルが税金として源泉徴収されてるんだけど。
一流バイヤーだったら、さくっと電卓叩いて気が付くわよね。この746.66ドルって、配当金総額の2640.00ドルで割ると、なんと28.28%なの。配当金の税率は20.315%なのに、7.97%(約8%よね)も余計に源泉徴収されてんの。
これって、アメリカで10%が配当金への税金だから先に引かれて、残りの90%に日本の税率20.315%が源泉徴収で自動的に引かれてるからなのよね。やだー!
で、この余計に納税しちゃってる配当の約8%は「確定申告」することで取り返せるの。
僕の場合、アメリカ株の今年の配当金が24295ドルだから、8%って1943ドル ≒ 22万円以上(@114円/ドル)だかんね。黙ってると、22万円は国庫へ、そしてバラマキの原資に…
知ってた? 僕は2019年までこの事実を知らなくって、3855ドル(税引き前)の配当金総額だったから、その8%の308ドル(≒33000円@109円/ドル)を余計に納税しちゃってて。微妙な金額だから、まあいいかって。でも22万円は絶対嫌だわ。
ちなみに、所得税とか、この22万円を取り返すには別で納税してる必要があって。だから今年7/10で退職するまでに所得税納税してるから22万円取り返せるけど、来年は無職(もしくはサーファー、もしくは釣り師、どっちもアマチュア)だから取り返せないのよね。うーん、やむなく少しアルバイトでもするかなぁ。やだなぁ…
まあいいや。ってわけで、今年2021年の配当金総額は、
税引き前 83.3万円+277.9万円(24295ドル×114.40円/ドル) ≒ 361.2万円
税引き後 287.8万円 (361.2万円 × (100% – 20.315%))
どひゃー、手取りで去年より+47万円増えたけど、今年も配当金だけで税金73万円も納税すんのね。73万円あったら、一本3000円の自然派ワインを243本買えるじゃん、あうぅ…
日本国民だから納税はしょうがないけど、無駄ダムとか津波堤防とか、パチンコ屋さんから北朝鮮に流れる生活保護費とかには使わないで欲しいから、もうちょっと政治の研究もしないとなぁ。
コメント